FC2ブログ
2016-10-24

今年の正倉院展

早くも行って参りました。
昨日の日曜日。

IMG_20161023_202230.jpg


行列必須、のイメージが強い正倉院展ですが、
実は閉館の1時間ぐらい前だと意外にスムーズに入館できます。
今年は土日祝日の時間延長が午後8時までと聞き、それなら藍布の営業を通常通り終えてからでも、
慌てず出かけられるかなと。

陳列の目玉としてチラシなどに紹介されているペルシャ風の水差しや、聖武天皇の一周忌の時に使用されたとされる十数メートルにもわたる「のぼり」のような織物の一部など、それぞれに見ごたえがありましたが、らんぷ店主が一番惹かれたのは、今回は「出入帳」と言う古文書。

お役所関係の色々な書類や覚書や連絡事項などなどを記載したものを貼り連ねたもので、
その中で目が釘付けになったのは、生薬関係の記載でした。
解説のキャプションなどは殆どなかったのですが、現物にじっくり目を凝らすと、

甘草
檳榔子
人参
芒硝
犀角
麝香
大黄

メモも取らず、図録や目録も今回入手しなかったので、覚えているだけですが、それぞれの生薬の下には数量と思しき○斤とか○両などの記載も。

ただ、それを見ているだけで、千数百年の昔から実際にこうした生薬が使われてきたんだなぁ、
と、改めて奈良と漢方とのつながりを感じられて、ひとり勝手ににんまりしていたのでした(^^ゞ

それから、漢方薬膳と直接の関連はないのですが、やはり古文書で、文章を書き写す職員の労働環境改善を訴える文章があって、
月に5日休みを下さいとか、去年支給された制服がもう洗っても垢が落ちないぐらい汚れて傷んでるから新しいの下さいとか、座りきりで文字を書く仕事しんどいから食事時にちょっぴりお酒支給して下さいとか(←これはきちんと解説文が添付されています。ここに書いたのはらんぷ店主の脳みその記憶に残ってる大意)、
これまた千年以上昔の人々の暮らしが身近に感じられて、興味深いものでした。

近鉄奈良駅すぐそばの書店「啓林堂」さんでも、「奈良と漢方」をテーマにしたパネル展示が始まっています。
11月には老舗の漢方薬局や薬草栽培をされている方によるお話やワークショップがあり、
12月にはらんぷ店主もそちらで、「おうち漢方薬膳」をテーマに、身近な材料で作れる冬の薬膳スイーツの話と試食をさせていただく予定。
ご興味お持ちの方は、啓林堂奈良書店(0742-20-8001)までお問い合わせください。
パネル展示などは期間中どなたでもご覧いただけます。
IMG_20161002_145814.jpg








スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ