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2015-03-16

今日までの「季節の養生ランチコース」

こんな感じでしたー。

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お品書きは、

ブロッコリーとにんじんのチリソースサラダ・クラッシュピーナツ添え
黒キクラゲとしめじと春キャベツの干しエビ炒め・台湾風
薬膳スープ

そして、
150313_0650~01

干しシイタケと鶏とサトイモの香味しょうゆ煮込み
アワとキビ入りごはん
大根の香味しょうゆ漬け
デザート:黒米ともち米のココナッツミルク
ライチ紅茶

以上でございます。

「お水取りが終わるまで奈良の春は来ない」と昔から言われているように先週は強烈な寒気が舞い戻ってきておりましたが、どうやら明日辺りからぐぐぐっと気温も上がるようです。
寒の戻りも多少はあるでしょうが、真冬並みの、って言うのはもう来ないかなー。

体幹をしっかり温めつつも、春野菜の甘み、ほろ苦さ、それぞれ上手く摂りいれてゆきたい昨今です。
3月アタマに行った台湾では、乾物の使いこなし、ブロッコリーやカリフラワーなどの花菜の使いこなしが上手だなぁと舌鼓を打ちつつ感心してまいりました。
特別変わった味付けじゃないけど、オーソドックスに美味しい。それが台湾菜の魅力かなと思います。
今回の養生ランチはそんな気持ちもお皿に載せてみました。

ブロッコリーとにんじん、どちらも緑黄色野菜ですが、漢方薬膳的にいうと、にんじんは脾を、ブロッコリーは腎を、よりフォローしてくれます。
食感の違いがアクセントになるピーナッツは、肺を。
スイートチリソースやナンプラーなどの合わせ調味料で、酸味・甘味・辛味・塩辛い味が少しずつ。
これ一品で五行のいずれをもフォローしてくれてしまう、お便利な一品(笑)。

キャベツ炒めは少し前にも登場しましたが、台湾で食べた高麗菜という小さいラグビーボールのような形をしたキャベツと黒キクラゲの炒め物がとても美味しかったので、よく似た味の春キャベツで。
キクラゲって、お家ではあまり使わない食材のようですが、肺に吸い込んだ異物を吸着して排出してくれる素晴らしい働きを持つのだそうです。
春先は、風の邪気に注意。春うららかな空気の風は気持ちの良いものですが、色んな空気中の浮遊物も連れてきます。
鼻や喉をしっかり潤わせて肺にまで入れないことがまず大事ですが、入っちゃったものは早めに出す。
こういう二段構え、三段構えの食べ方も漢方薬膳では工夫できます。
第一、キクラゲってコリコリプニュプニュして、なかなか美味しい食材なのです(^^♪
最近は、戻す時間や切る手間の省ける細切り状態の乾燥キクラゲも市販されていますから、そういうものでトライしてみては如何でしょうか?

メインは中国の家庭料理です。
肉厚の干しシイタケとネギ・生姜たっぷりのしょうゆ味で煮込んだ鶏肉とサトイモ。
一番おいしいのは煮汁が染み込んだゴハンかもしれません(笑)。
先週の寒気とまでは行かなくとも、春先はまだまだ朝晩の冷えに注意。
いつもの肉じゃがなどにも生姜の千切り、葱の細切りを少しプラスしてみると、美味しさも温かさもアップします。
ごはんは、春めいた色にしたくてキビとアワ。どちらも消化機能を補います。
らんぷ店主の写真ではうまくお伝えできませんが、白米に散らばったミモザの花のような黄色が明るい気持ちにさせてくれます。
こうした小さい雑穀類は前もって戻したり下煮したりする手間が要らないので便利と言うこともあってか、やはり健脾作用があるからなのか、中華圏の人たちにはとてもよく使われます。
アワは中国語で「小米(シャオミイ)」。アワと白米のごはんは「金銀ごはん」と言う表現をすると昔、北京出身の方に聞いたことがあります。
白米は「銀シャリ」って言うのは同じイメージなんですね。
らんぷ店主が通った漢方スクールの講師からは、白米とアワのお粥を「二米粥(アルミイジョウ)」と言うと教わりました。
小さいけれどパワーを含んだ穀物です。

デザートは、補腎と補陽を意識した黒米ともち米のココナッツミルク。
養生茶はライチの香りの紅茶です。

明日は店休日をいただきまして、明後日水曜日からはまたガラリと変わったアジアのごはんで皆様のお越しをお待ちしております。
お次のメインは、フィリピンのピーナッツシチュウ。野菜料理には新玉ねぎ登場。春キャベツもまた違う形で活躍します。
どうぞお楽しみに(^^♪
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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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