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2014-12-15

今日までの「季節の養生ランチコース」

こんな感じでしたー。
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お品書きは、

にんじんとブロッコリーのチリソースサラダ
キャベツの自家製塩糀漬け・陳皮風味
薬膳スープ

そして、
141213_0700~01
鶏と卵のインドネシア風しょうゆ煮込み
ピーナッツとキビ入りごはん
大根の香味しょうゆ漬け
デザート:カボチャともち米のココナッツミルク
陳皮入り紅茶

以上でございます。

長期予報で今年は暖冬なんて言いながら、既に真冬並みの寒気がしょっちゅう上陸あそばしてますねw
補陽補腎補気、そして縮こまってる体と心をほぐす献立を。

ブロッコリーは冬に弱りがちな「腎」を補うとされますが、面白いことに、西洋医学・栄養学の専門家からも昨今、
ブロッコリーに含まれるポリフェノールの一種が、アンチエイジングに非常に有効、などと言った説を打ち出しています。
漢方でいう五臓の「腎」は、機能として、体内の水分調整だけでなく、生長や生殖、老化をもつかさどる臓器なので、サラダやあえ物にしたり、シチューなどに入れたりしてこの冬こまめに食べたい野菜ですね。
今回は、血を補ってカスミ目などを改善してくれるにんじんと一緒に、スイートチリソースベースのソースで和えました。
細かく刻んだアーモンドも実は見えにくいけどけっこうたくさん入っていて、血行促進に一役買ってくれます。
キャベツの塩糀には、毎度おなじみ陳皮と生姜、クコのトッピングです。
塩糀だけだとぼやける味を、生姜と陳皮がうまく引き締めてくれるのです。
キャベツも脾胃を補う食材だけど、陳皮も生姜も胃腸症状の場合に処方される漢方薬に生薬として良く配合されてます。
忘年会やクリスマスパーティなど胃腸がお疲れのシーズンに、こんな一品があるといいですね。

薬膳スープ、もとはカフェオレボウルである器を使ってご提供しているのですが、
この時期、まず両手で包み込んで温まってから、お口に入れてお腹を温めるお客様が多くなってまいりました(^^♪
「あー、あったまるわぁ、このスープ」と言うお声もちょくちょく頂戴して、有難いことです。

メインのインドネシア煮込みは、南方でよく使う老抽という真っ黒黒だけど塩分の少ないしょうゆをベースにナツメグやショウガ、ニンニクなどの温めスパイスを配合し、玉ねぎどっさり投入した煮汁で煮込んだ鶏と煮卵。
まさにインドネシアの親子丼です。
とは言え恐らくこれは華人(中国系の住民)伝来の料理と思われ、香港などにもこれととてもよく似た味の骨付きの鶏なんかの煮込みがあります。
そして勿論、甘めしょうゆ味の煮汁が染みたゴハンは、日本人にとっても郷愁の味。
らんぷ店主がアジアのごはんを「初めてだけど、懐かしい味」と思うのはこんな一品です。

デザートは、カボチャともち米を別々に甘煮にして盛り合わせ、ココナッツミルクをかけました。
甘煮とは言っても、お客様から「これ、カボチャだけの甘みなの?」と訊かれるぐらいの、甘さです。
そして、ごくごく隠し味に、カボチャにはシナモン、もち米にはジンジャーのパウダーを入れて、甘みを引き締めて奥行きを出すとともに、寒さの邪気を散らす効果も。
スパイスで外界の寒さを撃退し、カボチャやもち米で気を補って自力で熱を作り出すカラダ作りを目指します。
養生茶は、陳皮で香りを付けた紅茶。
寒さでぎゅーっと縮こまった肩コリをほぐしてくれる香りです。

明日は店休日をいただきまして、明後日水曜日からはまたガラリと変わったアジアのごはんで皆様のお越しをお待ちしております。
お次のメインは、大豆と豚ばら肉のネギ生姜じょうゆ煮込み。あっさりしながらぽかぽか温まる味です。
野菜料理にはカボチャやポテトのサラダ、厚揚げのトマト煮を予定。
デザートは、香港の名優トニー・レオンも大好きな(かどうかは知らないけど、映画の中で連呼していた)黒ゴマのお汁粉を。
どうぞお楽しみに。



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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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