FC2ブログ
2014-04-01

昨日までの「季節の養生ランチコース」

こんな感じでしたー。
140328_0659~01

お品書きは、

新じゃがのサブジ
春キャベツの自家製塩糀漬け。陳皮風味
薬膳スープ
筍と豚のカンボジア風しょうゆ煮込み
黒豆とキビ入りゴハン
大根の香味しょうゆ漬け
デザート:サツマイモのココナッツミルク
バラとベニバナ入り紅茶

以上でございます。

春の野菜が出そろってまいりました。
旬の野菜というけれど「春ナントカ」っていうのは殊に多いですね。
あんまり「夏トマト」「秋しいたけ」なんて言いませんけども。
「春ナントカ」っていうだけで、軟らかくほんのり甘い、色合いもパステル調の春爛漫な野菜を連想するからですかね。
それはともかく、「季節の養生」と言うのは、あまり薬膳やら漢方理論やら判らなくっても、
旬の食べ物をメインに考えていればまあそう大きくははずれないものです。
が、それぞれがどのように、ナゼ、「春に食べると良い」のか、
一応ざっと知っておくと、ご自身の、ご家族の養生に応用がききます。
てなわけでいつものように前振りが長くなりましたが(^^;、メニュウ解説をば。

じゃが芋サブジ。
インドのおばんざいです。
普通のおじゃがで作ってももちろん良いのですが、新じゃがならではの瑞々しさが楽しめる調理法なので、
らんぷ店主はやっぱり今の季節に作りたくなります。
新じゃがですから、よーく洗って皮ごと使います。
マスタードシードやターメリックなどのスパイスを利かせ、やや多めの油で炒め煮にします。
茹でる、揚げるのと違って炒めるとじゃが芋はややシャキシャキした歯触りになります。
お次のキャベツの塩糀も、他の時期にも作りますが、やっぱり春の軟らかく甘みの強いキャベツで作るのがぴったりきます。
この、キャベツやジャガイモの持つほんわかした甘みは、脾=消化機能を助けます。
急な気温の変化や春風が連れてくる花粉その他の有り難くない空中浮遊物、それに加えて現代社会では3月4月は出会いと別れ、新生活の始まりなど(今年はそれに加えて消費税増税も!)、色々な「変化」に伴うストレスが体と心にかかってきます。
「ストレスで胃が痛い」などと言いますが、消化器はこの「ストレス」に結構弱いのですね。
そういう胃腸に、春野菜たちは寄り添ってくれるというわけです。

メインは筍を使いたくて、豚ばら肉とのあっさりした煮込み、カンボジアです。
胡椒でアクセントを添えていますが、唐辛子もニンニクもココナッツミルクも使わない、
一見和食に煮物にも見えそうな、あっさりした、でもやっぱりご飯にばっちりな煮込みです。
元のレシピは筍と豚とゆで卵で、それももちろんボリュームがあって美味しいのですが、
メニュウ全体のバランスと、より薬効を加えたくて、黒キクラゲと金針菜を戻して一緒に煮込みました。
どちらも古い血をとってきれいな血を体に巡らせてくれます。
キクラゲは、肺に溜まった埃や異物を吸着して排出してくれると言いますし、
金針菜は鉄分が非常に豊富であり、「忘鬱草」の異名を持つ通り、鬱々とした気分を改善すると薬膳的には言われています。
ご飯に入れた黒豆は体の水はけを良くして春先に気になるむくみに働きかけますし、キビはアワと同様、脾の働きを補ってくれます。
デザートにはサツマイモを甘草とキビ砂糖であっさり甘煮にしたものにココナッツミルクをかけました。
とてもシンプルですが、サツマイモとココナッツミルクの相性の良さといったら、カボチャと甲乙つけがたいです。
養生茶は、紅茶に血の滞りを解消してくれるバラとベニバナをブレンドしました。

今日と明日の第一水曜日は店休日をいただきまして、明後日木曜日からはまたガラリと変わったアジアのごはんで皆様のお越しをお待ちしております。
今度はメインに新じゃが、鶏肉と一緒にコチュジャンと味噌使って、韓国風でこってり行きます。
これまたゴハンが進んで困ります。
野菜料理はレンズ豆を使って、パステルカラーの明るいサラダを。
更に、筍と春雨でデトックスな一品を。
デザートはカボチャともち米で、寒の戻りと春の紫外線に備えたいという欲張りな効能を目指します(^^♪
どうぞ、お楽しみに。
スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ