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2013-11-06

4日までの「季節の養生ランチコース」

すっかり記事アップが遅くなりまして恐縮ですが…こんな感じでしたー。
131101_0653~01

お品書きは、

二種の豆(ムングとマスール)インド風スパイススープ煮
にんじんとクコ、レーズンのスイートチリソースサラダ
薬膳スープ
根菜と豚バラ肉のベトナム風ポトフ
黒米とハトムギ入りごはん
大根の香味しょうゆ漬け
デザート:カボチャとココナッツミルクの冷やししるこ
桂花ウーロン茶

以上でございます。

2日から「インドーポルトガル様式の家」原画展も始まりまして、
ゴアのミュージシャンによるラテンなノリの音楽をBGMに五感でアジアをお楽しみいただいております。

野菜料理の一品は、そんなインドに触発を受けて、
豆のスープ煮込み。
ムングはすなわち緑豆(皮なしのほう)、マスールはレンズ豆です。
いずれも浸水の手間がいらなく、すぐ柔らかくなるので、
豆料理の中では比較的採り入れやすいレシピ。
ガラムマサラ(藍布のマサラはとてもシンプルなミックスですが)とチリが効いた、結構スパイシイな香りですが、
豆はホクホクやさしい食感です。
お隣りのにんじんサラダは何回も登場していますが、
そろそろ秋冬仕様で、トマトは入れず、クコ、レーズン、クラッシュピーナッツなど栄養価の濃い乾物素材と一緒に和えています。
薬膳スープも、秋の乾燥から呼吸器やお肌を守る生薬ブレンド。
メインのベトナム風ポトフ。
レンコンや大根や玉ねぎごろごろ入っているので、お客様から
「ベトナムって暑そうだけどこんな根菜類あるの?」とご質問いただきました。
常夏の国って思われがちですが、ベトナムは日本に負けず南北に細長ーーーーく、
北部のハノイは冬場の気温が10度を切ることも普通にあるのです。
また、ダラットと言う地は高原で、日本でいう信州軽井沢みたいな高級リゾート施設もあるやに聞きますし、
高原野菜の美味しいところとしても知られています。
で、長い歴史の中で中国やフランスの影響を(図らずも)受けたベトナムの料理は、
それぞれのいいとこどり、とも言える美味しいレシピがたくさん。
このポトフも、豚肉のコクに根菜の個性が旨みとなって絡まり、
味付けは非常にシンプルながら、深みのあるスープに仕上がるのです。
にんじんなど入れてももちろん良いのですが、
今回は敢えて「白秋」の季節の一品と言うことで白くまとめてみました。
大根もレンコンも秋に傷めやすい喉、呼吸器を潤し、保護する食材です。
デザートは、カボチャをとろりとした甘い冷たいポタージュと言うか、ようは冷やししるこ風にして、
ココナッツミルクソースをかけました。
メインが淡色野菜だったので、にんじんと挟み撃ちで「濃い色野菜」を使った次第。
乾燥しがちなお肌には、潤す系のものとともに補気補血系の(現代栄養学でいうとヴィタミンAやEあたり)野菜もバランスよく摂りたいものです。
養生茶は、金木犀の花とウーロン茶をブレンドしました。
深まる秋を満喫できるアロマです。
この金木犀の花を乾燥させたもの、中国では「桂花」と言います。
そう、あの中華料理屋のドリンクメニューにある桂花陳酒はこの花を白ワインにつけたものをベースにしたリキュールです。
花をシロップ漬けにしたものを、湯圓(タンユアン)と呼ぶ白玉団子にかけることもあり、中国では意外にに用途が広い食用花??です。

さてすでに昨日今日と店休日をいただいておりますが、
明日7日木曜日からはまたガラリと変わりましたアジアのごはんで皆様のお越しをお待ちしております。
ただいま仕込みの真っ最中。
メインは原画展に合わせてゴアスタイルのカレーを藍布式に養生アレンジしたもの。
野菜料理はまた別のお豆さん、今度は黒目豆です。
デザートは、肺を潤す杏仁と貝母入りのブラマンジェ。
どうぞお楽しみに。






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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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