FC2ブログ
2013-09-22

フレッシュ・オミジャ

お客様から、貴重なお裾分けを頂戴しました。
130917_1011~01

赤味がかった葡萄のようにも見えますが、
一粒の直径が1センチ弱ぐらい。

生の五味子、なかなかお目にかかれない代物です。
ナツメと同じく、旬のシーズンが短いようで。
多分、ほとんどが乾燥させたり保存食品になるのでしょうね。

韓国に旅行に行かれたり、韓国料理屋さんで伝統茶を飲んだことある方は、
「オミジャ茶」というアセロラドリンクのような赤い飲み物をご存知かも。
あの、オミジャです。

日本語読みで「ゴミシ」というと、そのまんま生薬。
酸苦甘辛鹹の五味を含むので五味子と言うのですが、
主には酸味が強く、次に苦みというか、渋みが来ます。
酸、渋は収斂作用といって、引き締める働きがあります。
と言っても、気になるウエストが引き締まるとかではなく、
汗の出過ぎや頻尿など、体の中から色んなものが必要以上に漏れ出るのを防ぐ働きです。

そういえば韓国での飲み方に、
五味子を煮だした赤い汁に甘みを加え、冷たくしてグラスに入れ、
梨かリンゴを花びらの形に切って浮かべる、見た目も爽やかなことこの上ない、
「オミジャ花茶」というスタイルがあります。

夏の盛りはもう過ぎましたが、
それでもこのところ、昼間は30度をゆうに超える暑さです。
比較的湿度が低いのは良いのですが、こう暑いと、お肌から水分がどんどん蒸発して出て行ってしまいます。
五味子で汗の出過ぎを防ぎ、
かつ甘みと酸味から生まれる潤いでお肌を満たしたいものです。

ま、お裾分けの貴重なフレッシュ五味子はすぐに使うにしのびず、
ブランデーに漬け込みました。
料理酒として使うか、焼き菓子に使うか、
それとも秋の夜長のらんぷ店主の晩酌に消えるか………。


※ 9月29日(日)は、勝手ながら臨時休業いたします。
スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

こんにちは。生の五味子、喜んでいただけたようでなによりです。ブランデーに浸けるのは思いつきませんでした。 私は蜂蜜入りの料理酒に浸けました。薬膳を知ってから、旅行も楽しみがいろいろ増えました。いつもいろいろ教えていただきありがとうございます。また、ランチ食べにいきますね!

ぷからすさん

珍しいものをありがとうございました。おっしゃる通り、アジアの食文化は薬膳ー東洋伝統医学の側面からみるとまた色んな気づきがあり、旅先での楽しみにもつながりますね。 またお待ちしています。
プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ