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2013-07-15

今日までの「季節の養生ランチコース」

こんな感じでした。

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お品書きは

大豆とコーンとインゲンのスパイスサラダ
キュウリの自家製塩糀漬け・陳皮風味
薬膳スープ
沖縄風豚バラ肉と大根のあっさり煮込み
黒米とアワ入りごはん
大根の香味しょうゆ漬け
デザート:リュウガン(龍眼)とクコのゼリー・ココナッツミルク
とうもろこしひげ茶

以上でございます。

夏は暑いものですが、その暑さや湿気が人体に悪影響を及ぼすまでになると、それを「邪気」と呼びます。
暑邪、熱邪、火邪、湿邪。
見るからにタチ悪そうですなwww

そんな時期、清熱、解毒の食材を使うのは勿論ですが、
それはベースに「バランスの取れたメニュウ」があってこそ。
いくらキュウリが清熱利水に優れた食材だとて、キュウリのフルコースを「薬膳」とは言えません。

前置きはこのぐらいにして、個別にお話を。

豆類やとうもろこし。
体の中の澱んだ水を捌いてくれます。
とうもろこしは、西洋栄養学的に見ても、ビタミンB群が糖質の代謝を助けてうまく活動エネルギーに回してくれるので、東西どっちの見方でも夏バテ防止の野菜なのですね。
サラダに入っているフェンネルやクミンなど、食欲増進させるスパイスは同時に消化機能を助けてくれる、まさに「薬食同源」な、頼れるアイテム。

キュウリは細切りにして自家製の塩糀であっさり浅漬けふうサラダ。
ここに入っている千切りの生姜や陳皮も、風味アップのために欠かせない脇役ですが、これがまたキュウリのお腹冷やす作用を和らげてくれます。
トッピングに気前よく散らしたのは戻したクコの実。
肝血を補って疲れ目に効きます。

メイン煮込みは、出汁の旨み濃厚なオキナワン角煮。
所謂ラフテーよりはずっとあっさり系、でもやわらかーーーーく仕上げてます。
削り節と昆布と豚の三つ巴の出汁が美味しさの決め手。
大根は冬野菜の代表格ですが、涼性に属し炎症を抑えます。
夏風邪で喉が痛いときなんかは、大根の出番です。
それにまた、肉類や脂っこいものの消化を助ける働きを持ちます。
天麩羅食べるときの大根おろし、あれ考えたひとはもしかして漢方医だったのかな?と思ったりしますね。
血を補いアンチエイジングに働く黒米と消化機能を助けるアワをブレンドしたご飯は、夏向きに黒米控え目・アワ多めの配合です。

デザートは夏に弱りやすい心血を補うリュウガンのぷるるん系ゼリーです。
彩りと栄養バランス強化の意味も兼ねて、ここにもクコを散らしました。

ドリンクは引き続き、とうもろこしとヒゲを煎じたお茶。
お客様から「コーン茶って売ってるの良く見かけるけど、ヒゲが入ってないとダメなの?」と何度かお尋ねいただきました。
薬膳的にはヒゲの方が「南蛮毛」「玉米鬚」などといって薬効が高いとされますが、普段に飲むお茶として考えるなら、手に入りやすいコーン茶をとりあえず、と言うのでもちろん結構です。
で、せっかくなら「キンキンに冷やして一気飲み」ではなく「温かいのをゆっくりと」お飲み下さい。

明日は店休日を戴きまして、明後日からはまた暑邪+湿邪に対応しながらもガラリと変わったアジアのご飯で皆様のお越しをお待ちしております。
メインは、緑豆。
パキスタンのカレーです。
デザートはぷちぷちハトムギを使った冷やしぜんざい風で。
緑豆とハトムギって、夏の邪気に対抗する強力アイテムだなあ。
どっちも下煮の作業が夏には過酷なんだけどwwwww頑張りまーーーす。













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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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