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2013-07-10

基本、図書館LOVE

な、らんぷ店主ですが。
手元に置いときたい本というのに出合うことも、ままあります。

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写真の2冊は偶然ですが、いずれも在日中国人女性の手になるもの。

奥の「安閑園の食卓ー私の台南物語」は、昭和の頃にNHK今日の料理などで活躍した料理研究家が、生まれ育った「安閑園」と呼ばれるお屋敷での生活、ことに豊かなその食事風景を実にノスタルジックな筆致で描写しており、その圧倒的な豊かさに涎を垂らすとともに、筆者の「絶対音感」ならぬ「絶対食感」(?!)とも言うべき記憶力に脱帽です。
長く絶版となっていたのが2年ほど前、文庫で復刻。

手前の「五感で読む漢字」は比較的新刊で、筆者も中国大陸出身の新進気鋭の学者さんです。
視覚・聴覚・味覚など人間の五感にまつわる漢字の成り立ちを、甲骨文字などから紐解くことによって、中国古代社会のイメージが立体的に浮かぶ、ような気にさせてくれる、薬膳屋にとってはなかなかお役立ちな1冊です。
薬膳・漢方と言うのは何しろ2千年以上も前に確立した理論をベースに現代に活かすものですから。
中国のイメージと言えば、黄色い大地、黄色は皇帝のまとう衣の色、と語る著者の言葉は実に重要な薬膳ポイントだったりします。

五行で言うなら、黄色・大地(土)と同じカテゴリーに属すのは五臓の中の「脾=消化機能」。

高温注意報が出てるからって、キンキンに冷やしたビールや氷たっぷり入れた麦茶やジュースやカキ氷などなどで、「脾」を直撃して冷やすことは、どうか控えてくださいねーー。

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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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