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2013-04-07

藍布の薬膳ケーキって

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例えば、こんなのです。
これはナツメとリンゴが入っています。

ナツメはブランデーに漬けて薬効を引き出したもの。
リンゴは赤ワインとほんの少しの水で煮詰めて、甘草で甘みをつけています。
前に作ったコンポートよりも水分を飛ばして、煮詰めています。

ナツメは元々、姫リンゴのような味と食感なので、リンゴと一緒に入れるとその「ちょっと似てる味」が面白いんです。
リンゴは西洋でも「リンゴが青くなると医者が青くなる」などと言い伝えられるように、健康に役立つイメージのある果物です。なにせ、アダムとイブの時代からの由緒ある食材ですしね。
漢方では、下痢にも便秘にも効く、広く胃腸の調子を整える食べ物です。
消化機能がきちんと働いてこそ、食べたものを生きていくためのエネルギーに変えることが出来るのですから、「胃腸を整える」って、大事です。
リンゴのお菓子といえばシナモン風味のアップルパイが思い浮かびますが、こうして焼き菓子に入れてもなかなかです。

ところでこのケーキ、ナツメと甘草と、それに生地には勿論、小麦粉を使っているのですが、そうすると、漢方薬の「甘草大棗湯(カンバクタイソウトウ)」の構成内容と同じ、となるのです。

この漢方薬は、小さな子の夜泣きから、更年期女性のメンタル不安など、気持ちが不安定なときに処方されることが多いようです。

無論、煎じ薬そのものとは効きが違いますが、お腹と心を優しく満たしてくれるようなお菓子、をイメージして作りました。

「藍布のおやつ」は、基本、らんぷ店主が自分のおやつとして食べてちゃんと美味しいと思うもの、をお出ししようといつも思っています。
食べ終えて、「あー、美味しかった」。で、しばらくしたらまた、食べたくなるぐらいの。
…って、食べませんよ、ほんと。








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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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