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2013-03-26

ランチコースこんな感じでした

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昨日までの「季節の養生ランチコース」、こんな感じでした。

大豆とインゲンの玉葱ドレッシングサラダ
筍・春雨・金針菜の炒め物
薬膳スープ
韓国風ポーク肉じゃが
ハトムギ入りごはん
大根の香味しょうゆ漬け
デザート:サトイモと小豆のココナッツミルク
陳皮入り紅茶

奈良の桜も開花宣言はしたようですが、佐保側沿いはまだまだこれから…と言う風情、しかもこのところ、朝晩がしっかり冷え込みますね。
そんな訳で、やっぱり補陽に留意しつつ、体の中に澱んでいる水や冬の間に溜め込んだ老廃物・空気中に漂ってる異物を排除する働きを期待できる食材でのアジアごはんです。

薬膳スープに入れている生薬も、気血を補いつつ、身体の水はけを良くして消化機能をアップさせるものをちょっぴり追加。
メイン煮込みは、豚バラ肉と、新じゃが・春のにんじん・玉葱の韓国風です。
コチュジャンや味噌にネギ・ニンニク・白ごまなど香味野菜をたっぷり混ぜ込んでいるので、風味・コクだけでなく薬効も期待できます。
因みにこのテの合わせ調味料を韓国では「ヤンニョム」と言います。
漢字で書くと「薬念」。
薬食同源のお国ならではの言い回しですね。
日本料理に砂糖やみりんを使うように、韓国でもこうした肉じゃがタイプの煮込みには砂糖だったり水あめだったりで、ある程度の甘みを補います。
つまりこの肉じゃが、コチュジャンの辛味やごま油の風味がコリアーンな感じをだしつつも、日本人にとっても「もう、むっちゃゴハン進む味!」なのです。
らんぷ店主なんか、煮汁だけでゴハン一膳、いけます(いってどうするww)。
ヤンニョムのお話は、またまとめていつかの機会にブログでご紹介します。

ゴハンに混ぜたハトムギ、今からの季節に使っていきたい薬膳の穀物。
体の中の水はけを良くして、水毒からくる肌トラブルや関節痛を軽減する働きがあるとされます。
民間薬としては「イボ取りに効く」といわれますが、まさに、そういう水の溜まった皮膚のトラブルが改善されるのですね。
あと、リウマチのように関節が腫れて(水分が溜まって)痛む場合にも使われます。
因みにハトムギっていうと単に食材ですが、ヨクイニンと呼ぶと生薬です。
漢方の処方にも結構入ってるポピュラーな薬です。
あ、ハトムギ話し始めると長くなるんで、これまた別記事でね(笑)。

デザートは、なんとびっくりサトイモです。
召し上がってくださったお客様がた、最初は素材にビックリ、食べてみて「ちゃんとデザートになってる」のに2度ビックリ、してくださってました。

タイやラオス、その他の東南アジアでもかなり普通にサトイモ・ヤマイモは「おやつアイテム」です。
らんぷ店主が最初にサトイモスイーツ食べたのは、20年ぐらい前、バンコックでバイキング形式のランチ食べていたときの、デザートコーナーでした。
大きな寸胴鍋に甘い香りのココナッツミルクの白いお汁粉が湯気を立てていて、その中に見え隠れするやっぱり白いサイコロ状のブツ…。
お椀によそってレンゲですくって食べてみると、ほこほこの甘いサトイモ。
カボチャやさつま芋に負けず劣らずの美味しさでした。
ココナッツミルクとだけでもシンプルに美味しいですが、小豆をあわせるとこれまたトリプルな旨さ。
薬膳的にもサトイモで「健脾」+小豆で「利水」+ココナッツミルクで「潤い」で、春先のトラブル起こしがちなお肌の味方になってくれそうです。
サトイモのぬるぬる成分「ムチン」も、肌の弾力アップに効くとか言いますしねー。

今日は店休日をいただきまして、明日、27日からはまたガラリと変わったアジアごはんで、皆様のお越しをお待ちしております。
因みにメインはベトナミーズ。ベトナムと言えば1月頃に豚肉で白いポトフ作ったけれど、今度のは牛肉の赤いシチュウでございます。
ごはんに入れたハトムギ、今度はデザートで登場予定です。





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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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