FC2ブログ
2013-03-08

脇役なんですが

「大根の香味しょうゆ漬け」

ちょっと前に記事ネタにした薬膳スープと同じく、地味目ルックスながら養生コースにもカレーランチにも登場している一皿。
しかもこちらはちっちゃすぎて独立できず、メイン料理の皿にひっそり添えられてます。

時々、この茶色い大根をお褒めいただくことがあります。
ベースは酢じょうゆ味ですが、ごま油や花椒(ホアジャオ:中国の花山椒。日本の山椒とは香りも違います)やら、ちょっと日本のお漬物とテイストが違うのが、面白いのかな。

ランチコースのメインは肉が入ることが多いですし、カレーの方もベジタリアン仕様ながら、それなりにコクがあります。
それらにちょっとアクセントを加えるためと言うかはたまた箸休め的な役割として、添えることにしました。

薬膳で言うと大根は「消食作用」があります。
ダイエットサプリみたいに「食べちゃったケーキや焼肉を、無かったことに」なんて魔法ではありませんが、肉類や脂っこいものを食べた後の胃の消化を助けてくれるのです。
きちんと消化すると言うことは、適正なダイエットにも繋がります。
天麩羅に添える大根おろしなどは、まさにそれ。
あれ考えついたひと、天才ですよねえ。
大根おろしの無い天つゆなんて、クリープを入れないコーヒーより残念(らんぷ店主は元々ブラック派ですが。まあそういうことじゃなくて)。

話を戻して、この大根香味しょうゆ、出自はチャイニーズです。
中国の漬けもんと言えば「ザーサイ」が知名度ダントツトップですが、まああれは中国人でも店で買ってくるものですね。
こっちは、家で気軽に作れます。
谷町時代にアルバイトスタッフで来てくれていた中国人留学生の子が、「家庭の味、ですネー。懐かしいです。」と言ってくれたことがありました。

大根を切ってざるに並べて半干しして、調味料合わせた漬け汁に漬け込むだけ。
それだけなんですが、ややしなびた感じになるまで干すのと、漬けてから1日以上置きたいので、手間じゃないけどヒマがかかる輩です。
なので、藍布では、在庫がまだ結構ある、と言う時点で次のを用意。
置いておく時間が必要な料理は、どんなに手際よく作業してもそれだけじゃ出来ない。
「時間が美味しくしてくれる」と言う部分もあるのですね。

今日はなんだか仕込みの量が多くていつもより残業。
なので、と言うのは言い訳ですが、写真も無しの漬けもん噺でした。
あ、この漬物の写真は恒例の「今週のランチコース事後報告」に、ちっちゃーーーーーーく写ってますんで、ご存知ない方はそちらを(爆














スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ