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2013-02-17

カゼひきに「ニラ雑炊」

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ちょっとカゼ気味…不覚を取りましたらんぷ店主です。
ええそーですとも、薬膳まいんち作ってたって、引くときはひきますとも。
築100年の長屋の寒風をないがしろにしちゃ、いけません。

が、ひきっぱなしの悪化では、流石に薬膳屋の看板出していられません。
営業して片づけして明日の仕入れに行ったら、珍しくこの時期に安売りのニラ見つけました。
いつもの賄いは、その日そのときキッチンにあるもの適当になんですが、「補陽」の代表食材だし、これで今晩は雑炊に決ーめた。

漢方を学び始めてからというもの、自分を被験者にするクセがついてしまっていて、今回も「食欲あり吐き気なし、喉の激しい痛みはないし、鼻水も色薄いし、風寒カゼ初期ねー」と自己診断。

体調を崩したとき、胃がむかついたり食欲がなければ、むしろ食べることを放棄して胃腸を休ませる方がいいこともあります。
脱水症状にならないよう、葛湯とか白湯とかぐらいで。
カゼひいて、でも普通にお腹がすくなら、消化がよく体の温まるものを適量(ナニが適量かは、自分の体と相談。脳=欲望の赴くまま、ということではありません)。

という訳で、らんぷ店主によるらんぷ店主のためのオーダーメイド薬膳。
こんな感じです。

ニラ一束、ざく切り。
残りゴハン、三分の一膳
卵一個
スープ適宜。

スープは、藍布の場合は毎日作ってますが、おうちでこのテの雑炊作るときは、適当にスープの素やダシの素使っても構いませんし、お味噌汁の残りでも勿論オッケー。
意外に使えるのは「肉じゃが」などの煮汁。
肉や野菜から良いダシでてるし調味料も入ってるし。
とにかくその「汁」系を鍋に入れてざく切りのニラも入れてさっと煮立て、味見してゴハンと卵入れて、出来上がり。
こういうときの食事は(自分で作るにしても家族の誰かのために作るにしても)ちゃちゃっと手間なく出来るものがいいですね。

普通に雑炊作るなら挽きたて胡椒ガリガリと行くのがらんぷ式ですが、今日はカゼひき仕様ということで、喉や肺を刺激するようなスパイス系はオフ。
漬物を添えるにしても、キムチなんかあきません(笑。ま、キムチ食べたいってぐらいならカゼも大したことないけどさ)。

アツアツを、ふうふう言いながら、ゆっくりよく噛んで食べると、お腹の中から温かくなってくるのが実感できます。
ニラは「補陽」のアイテムですが、大事なのは、少しでいいからゴハンを、そして卵のような消化のよいたんぱく質をあわせて摂ること。
前にも言ってるけれど、気・血・水のうちの「気」って、「氣」なんです、元は。
コメ(うるち米)は、温め食材とは言わないけれど、気を補うことによって、体そのものが、温まる力を自ら作り出せるようになる、ということが大事なのです。






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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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