FC2ブログ
2013-02-02

スイートポテトスイーツ

130131_1927+01_convert_20130202204424.jpg

前回は素っ気無い写真でしたが、今回もまた芸のない盛り付けで失礼。

見ての通り、さつま芋です。
これでも立派な、アジアン薬膳スイーツ。
材料も作り方もカーンタン。

さつま芋は洗って1㎝角ぐらいの角切り。
ちょっとの間水に漬けてアク抜きし、ざるに上げます。
鍋に移してひたひたよりちょっと多めの水、生姜スライス4~5片を入れて蓋をし、火にかけます。
沸騰してきたら弱火でコトコト、柔らかくなったらきび砂糖を適宜入れてお好みの甘さにします。
このとき、芋ではなく煮汁で甘さを確認。
すぐには味は染み込みませんから。
また、甘みは後で足すのは簡単(けど後で引くのは難しい)なので、ちょっと控えめかな、ぐらいでOKです。

これでひとつ「さつま芋の生姜シロップ煮」の出来上がり♪
アツアツをお汁粉みたいに食べてもおいしいし、粗熱とって冷蔵庫で冷やしてもいいです。
冷やすと甘みを感じにくくなるので、食べるときにシロップやハチミツ、或いは直接、黒砂糖やきび砂糖を振りかけてスプーンで軽くかき混ぜつついただけば宜しい。
黒みつも、合うかもね。
バニラアイスと合わせても良いのですが、ま、薬膳屋としてはそれはも少し気温の高いシーズンにおススメしたいかなあ、と。

で、この芋煮にココナッツミルクをかけたのが、今お出ししているランチのデザートです。

イモ類全般にそうなのですが、さつま芋は「気」を補う食材です。お腹にも優しく、消化吸収しやすい。
味を引き締めるために入れるショウガは勿論、温め食材でもあります。
甘みを黒砂糖にすれば体を温め、ハチミツにすれば気血を補います。

さつま芋をおかずで食べるには、なんだかあの甘さが気に入らない、というひとも、いっそオヤツなら素直に美味しく感じたりするから面白いですね。

もう何年も前になりますが、香港のとある家庭料理屋(香港の家庭料理ってどんなんだ、って思うだろうけど、ジャンル的には広東の家庭料理です。ふつー、広東料理って言ったらわりと魚介なんかふんだんに使った豪勢なのか、海老烏賊ばっかり+ヤキソバ+チャーハンでシメ、のお決まり宴会料理ってイメージですが、広東家庭料理はもっと地味なビジュアルで、そして飽きが来なくて旨い♪…って、それはまた別の機会にお話しますね)にて、あーお腹一杯、お勘定お願いしまーす、って言ったらホールのお兄さんが伝票と共に、ちっちゃな器に何か入れたのを人数分持って来てくれて、それがこのさつま芋生姜シロップ煮、でした。
あっさりして、ほんわりあったかくて、満腹な筈の我が胃袋にもすんなり収まるボリュームで。

こんなシンプルな材料で、こんな嬉しい気持ちになるデザートが出来るのだな、と教えて貰った香港の夜でした。



スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ