FC2ブログ
2013-01-05

食器棚のはなし

130105_1917+01_convert_20130105203819.jpg

店舗の設計と言うのは、勿論、専門の知識と技術を持つひとに依頼するわけですが(腕に覚えのあるひとならセルフビルドというのもあるそうですが)、その時に、どれだけ自分の作りたい店のイメージを具体的に伝えられるかがポイント。

飲食店の場合は、インテリアのイメージと同時に、料理の提供のための動線や保健所で定められている衛生面の条件なども考慮しないといけませんしね。

今回の藍布は、イメージ的なことについてはかなり、設計のM氏に「お任せ」状態でした。
と同時に、動線などについては現場でも打ち合わせ時にも言いたいことを言わせていただきました。

それは、前の藍布についてもらんぷ店主の嗜好や店のまわし方についても、M氏が的確に把握していてくれてはる、という信頼感と、施工の途中から毎日現場に入り込んで、職人さんたちと一緒にいる時間が長かったと言うことが大きかったかなと後になって思います。
「こんな風にしたい」というらんぷ店主のリクエストに対して、その通りにするのは予算や技術上無理であっても、意図するところを汲みとって代替案を示してくれたり、ということも多かったです。
逆に、「そんなんしたら○○の時、不便やで」とプロフェッショナルならではの読みで却下された案も結構ありましたけど(笑)。
まあ、それはそれで納得というか。

そんな中でも、設計者の嗜好というのは何かしら作品(店舗)に現れるもののようで、今回の場合で言うと、ライティング。

古民家の雰囲気に合わせた漆喰の壁にしつらえたバックケースの棚板は、分厚いガラス板。
それに間接照明のスイッチを入れると、土モノの器よりは、磨き上げたワイングラスや洋酒の瓶のほうが似合うような…。

和でも洋でもない、オリエンタルな何かを置きたいなー、と考えていたら、らんぷ店主の実家で40年ぐらい埃かぶってた、銀と瑠璃色の磁器を組みあわせたデミタスカップが目に留まりました。
ハハにも手伝って貰って夜なべ仕事でくすんだ銀器を磨き上げ、最上段に飾ってみたらこんな感じ。

写真では判らないけど、持ち手の部分がアジアンチックにカーブした、虎のような動物の首になってます。
あまーいトルコチャイとか、ミントたっぷりのモロッコのチャイとか、淹れたら楽しいかも。

けど、踏み台ないと手が届かない高さなんで、ランチタイムとかのオーダーは焦っちゃいそうですね(笑)。

スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ