2012-09-07
夏は豚肉

最近、体調に関して思うところあり、どうも「夏バテ」のようです。
と言っても、仕事も日常生活もフツーにしてますが。
特段、食が細くなったわけでもなく。
あ、でもねえ、アイスクリームはとんと食べなくなりましたね。
なんだか甘すぎると言うかしつこくて舌に残ると言うか。
実家の父親が毎日アイス食べていると聞いて、「食べすぎ!」と釘を刺しつつ、ある意味感心したりして。
一応、漢方だのなんだの勉強している身としては、夏の暑さに備えて8月は活動量も調整していた…つもりだったんですが、周囲の意見を一部聞くと、夏前に動きすぎだったみたいで…(苦笑)。
涼しくなってきたら活動量増やそうと目論んでたんですが、その前にコンディションきっちり整えてから、と自戒してます。
写真は、少し前にお料理頼まれたときに作った豚肉のカンボジア風醤油煮込み。
らんぷ店主の「豚角煮のバリエーション」のなかでは、かなーりあっさり系の(でもちゃんとゴハンのおかずになる)一品です。
豚肉と言うのは滋陰といって身体に栄養と潤いを補い、なおかつ温めたり冷やしたりの作用の無い「平性」食品です。
西洋栄養学的に見てもビタミンB群を含んでいて、夏疲れにも対応できる、今の時期にピッタリの食材。
この「カンボジア風」は、下茹でした豚バラ肉を塩・醤油・砂糖・ナンプラーで味付けして、コトコト煮込みます。
付け合せは筍。
東南アジアって筍を結構使いますね。
ま、竹って如何にもアジアな植物ですし。
と、まあ、投げ遣りな作り方紹介で申し訳ありません(汗
レシピは秘伝、ってわけじゃーなく。
ちょっとだれてるだけ(爆
調味料の割合は、「角煮」で想像するのよりずっとあっさりしています。
醤油は控えめ、塩とナンプラーでメインの味を入れ、砂糖で「肉じゃが」っぽい甘さとまろやかさにまとめます。
煮詰めず、つゆだくな煮物です。
茹で卵入れてもよろし。
今の季節、輪切りにしたトウモロコシ入れても良いでしょうね。
いつもの夏なら自分用にも何度かこんな煮物作るのですが、今年の夏はキッチンが余りに高温すぎて、鍋のまま置いておくと傷みが早そうで、断念しました(鍋一杯、ドンと作って数日間楽しむのがらんぷ店主方式なので)。
去年までは、毎日きっちり火を入れていれば大丈夫だったんですが。
関西には今日もまた高温注意情報が出ている由、早く涼しくなって、こんなコトコト煮物を楽しく作れるような気候になって欲しいものです。
そうそう、ファッション業界なんかは季節の先取りが常識だけど、漢方的には「初秋の厚着」は禁物です。
体にまだ残っている夏の熱がヘンに篭ってしまうので。
かえって、篭った熱が悪さして咳が出たりする原因になるとか。
で、「あら、カゼだわ~」と勘違いして体を温めたりすると一層、悪化します。
まあ、もう夏物には飽きた、という女ゴコロも判らないではないですが。
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