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2012-08-09

中東のラタトゥイユ

ラタトゥイユと言えば、おフランスの(なんで「お」がつくんや)お惣菜ですね。
イタリアンだと、カポナータ。
いずれもナスやトマトやズッキーニ、パプリカなんかの夏野菜をトマト煮にしたもの。

サウジアラビアとかチュニジアとか、中東のお料理にこれと大変よく似た、でも使うスパイスのせいか味わいはずっとエキゾチックな煮込み料理があります。
藍布ではラムとオクラを入れた中東風シチュウとしてランチにお出しするほか、肉をいれず野菜の種類を増やしたバリエーションで作って、夏場は冷やして晩ご飯のアラカルトでご用意することもありました。

今回は、その精進バージョンで。

材料の割合はお好みで、トマトの汁気たっぷりにするか、シチュウというより汁気少な目の「野菜の煮付け」風にするかで変わりますが、参考までに今回使った食材の大まかな量は以下のとおり。

トマト水煮缶(400g)1缶に対して
玉葱中ぐらいのもの1個、
赤・黄パプリカ各1個
オクラ10本ぐらい
にんにく2かけ

後はオリーブオイル、塩、カレーパウダー。


玉葱は1㎝角ぐらい、にんにくは潰して粗みじん切り、
パプリカとオクラは小さめ一口大に切っておきます。

厚手の鍋ににんにくとオリーブオイルを入れて火にかけて温め、香りがたってきたら玉葱を入れてざっと炒めます。
(因みに、肉類を入れたいときはここの時点で)
玉葱がやや透き通ってきたらトマトを入れてヘラでよく潰しながら炒め合わせ、他の野菜も入れます。
水を少し(100ccぐらい。つゆだくにしたいひとはもっと多めに)入れて火を弱めて少し煮込み、カレーパウダー、塩で味付けします。
このときカレーパウダーを入れすぎちゃうと「夏野菜カレー」になってしまうので(それはそれで美味しいのでしょうが)、あくまでトマトが主役、という分量で。
このカレーパウダー使用はカンタンバージョンなので、もっとスパイス駆使して本場風にしてみたいときは、クミン・コリアンダー・パプリカパウダーを適宜ブレンドして入れてみてください。
辛くしたければカイエンペッパーもプラスして。

出来立てアツアツも良いですが、肉もブイヨンも入れないせいか、多少、トマトの酸味が立ちます。
しばらく置いて味を落ち着かせるとマイルドになりますし、
荒熱が取れてから入れ物移し変えて、冷蔵庫で一晩置くと玉葱やパプリカの野菜の甘みが出てきて、バランス取れるようです。

きりっと冷やしたスパークリングワインに合わせても良いですし、
作り置きしておいたものを朝のトースト+ゆで卵なんかに添えれば栄養バランスもばっちりです。

谷町の藍布でお出ししていた頃も「なすび嫌いやけど、この煮込みに入ってるんは旨い。」といってくださったお客さんがおられました。
で、今回のお食事会に飛び入りしてきたちびっ子さんの一人が、自他共に認める肉食女子で、野菜に自分から手を出すことはまず無いとのことでしたが、このお料理、黙々と食べてお代わりしてくれました。





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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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