2012-07-07
珍しく外食続き

先日、所用で奈良に出かけたときに和風薬膳の店を見かけ、ランチに入ってみました。
このお店のウリは2600円ぐらいの薬膳弁当とか4000円ぐらいの薬膳コースで、飛鳥時代の奈良の乳製品「蘇」とか「酪」とかを再現した一品が入っているものらしかったのですが、らんぷ店主が頼んだのはもひとつお手軽な「ヘルシー御膳」1300円、古代米(いわゆる赤米)ブレンドのごはんと季節の野菜のおかず色々、というものでした。
お手軽なだけあって(?笑)、特に薬膳と言われなければ普通に和食、強いて言うなら一切れの出し巻き以外は動物性のものが入っていない、かなりヴェジタリアン的なランチでした。
季節野菜っぽいのはえんどう豆と揚げ出し豆腐のあしらいについてたパプリカ一切れぐらいで、あとはきのこ類、根菜(にんじんや里芋やごぼう)がむしろ多かったような。
味付け自体は上品で、和食にありがちなくどい甘さは全くなく、素直に美味しかったです。
野菜の切り方や盛り付けも繊細でキレイで(←この辺、らんぷ店主は不得意なんで見習いたいところ)、京料理の板さんが作ったんかなー、というイメージでした。
因みにこの日の前夜は突然、「ネパール料理行こう!」と言うことになって友人と近所のネパール料理屋さんでモモ(ネパールの肉まん)やらサモサ、ホウレンソウカレーやナン、チャパティその他を腹十二分目まで詰め込んでしまっていたのでした。
この時は目の前の料理と話に気をとられていて写真撮るのを全く忘れていたのですが、鶏肉のスパイス炒めに入っていた玉葱のみじん切りがほぼフレッシュ(つまり、生)だったのが意外で美味しかったのや、オクラのカレー炒めの、味付けのスパイシーさとオクラのとろとろ加減があいまって良い感じだったのが印象的でした。
たまに外食すると、良い刺激になります。
それは具体的に「この料理のここを真似しよう」と言う場合に限らず、「藍布ゴハンの直接の参考にはならないけれども、美味しかった」でその場は終わったとしても、やっぱり、自分でもまた色々美味しいものを作りたい、という動機付けになるようです。
さて今日は7月7日。七夕と言うことは勿論前から判ってましたが今日になってふとカレンダーを見て、「小暑」でもあることに気付きました。
小暑、と言えばサムゲタン食べる日その1じゃん!(何故か横浜弁)。
韓国ではサムゲタンは(まあ、年中ありますが)土用の丑の鰻の如く、夏バテ防止に食べるものなのです。
暦で言うと小暑と大暑と処暑(だったと思う)、これらの日にはサムゲタン、だそうです。
と言うわけでさっき天満市場に行って手羽と砂肝を買ってきました。
早速鍋に放り込んで、らんぷ式お手軽サムゲタン作ります。
今日は書けないかも知れないけど近日中に記事アップしますね。多分。
その1には間に合わなくても、サムゲタン食べる日その2&3には使えますんで。
京料理な薬膳ランチと深夜のネパール料理と七夕サムゲタンという、何だか読むだけでお腹一杯な(或いは空腹を刺激する?)お話でした。
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