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2011-08-14

らんぷ店主、「モノレール」に乗る~広東・香港の旅

広東省・中山市に滞在中、日帰りで広州市に行こうということになりました。
案内役は、地元っこで広州の大学で日本語を学ぶC嬢。
中山から広州までは長距離バスで行くのがポピュラーですが、最近出来た「モノレール」はちょっと高いけど大変便利だからとそちらで行くことに。
中山に定期的に来ている日本人の人たち曰く「僕らも広州行くときよく乗るけどね。ありゃ「モノレール」っていうより、新幹線だよ。」とのこと。

さてそのモノレールの駅に着くと、C嬢もびっくりの大根雑。
「こんなに人が一杯なの、見たこと無いです。」
行列に並んで券売機でチケットを買おうとすると、機械がらんぷ店主のパスポートを読み取ってくれず(購入時に身分証が必要)、また有人窓口に並びなおしてやっと購入。
それも直近の便は既に売り切れ、1時間半ほど駅でぼーんやり待つ羽目に。
中国の在来の鉄道だと駅の構内とか売店とかぶらついて暇つぶしも出来るのですが、この「モノレール」駅、飛行場みたいにデカくて新しくてピカピカで、でもそれだけしかない。
駅の周りも建物らしきものも殆ど無く、バナナの木なんか生い茂ってます。

予定時刻ピッタリにホームに滑り込んできた車体は白くスマート、座席も通路もぴっかぴか。
発車時も静かだし揺れも少ないし、まさに新幹線です。
乗客はやたらカップ麺食べているひとが多かったですが(笑)。
C嬢はこの「モノレール」が開通してからは帰省には必ずこっちを使っているそうです。
長距離バスと疲れ方が全然違うからと。

広州駅からは市内の地下鉄に乗り換えて、らんぷ店主がリクエストしていた漢方や海鮮の乾燥食材を扱う卸売り専門店街へ。
いつもの旅と違って自分で地図を持たずに歩いたので街や通りの名など確認できなかったのが残念ですが、1階がアーケードで2階以上が歩道に張り出した中国南方独特の「騎楼(チーロウ)」や、古びたレンガ積みの建物が並ぶ路地、歴史ありげな教会など、開発の波が進む前の上海にも似た雰囲気を漂わせていました。

「食は広州に在り」と謳われたまちですが、お昼ごはんは成り行きで入った卸売り専門ビル(デパートと思った)の上の階に1軒だけあった場末の食堂みたいなところで簡単なランチ。
因みにこのビルは「船場センタービル」を縦長にしたような、布地やアクセサリーや文具にラッピング用品、業務用インテリア卸みたいな店がぎっしり詰まっていて、何故だかモスリムのひとたち(漢民族ではなく、マレーやインドネシアでもなく、たぶん中東系)が沢山、買い物に来ていました。

海鮮関係の卸売りは、とにかくひたすらフカヒレ・ナマコ・アワビの山積みの店が多かったのですが、目が慣れてくると干し海老や干し貝柱(大きさや産地などあらゆるランクあり)、それに広東ならではの海老の卵を乾燥させたのやらも見つかりました。
香港の細ーい麺には、この卵を生地に練りこんだ「蛯子麺」というのもあって、谷町の藍布でも以前たまにお出ししていました。
麺の茹で汁がそのまま蝦のダシの効いたスープになると言うチキンラーメンみたいな便利な麺です。
それから漢方薬の店で(薬局と言うより、スープに入れる材料を買うという感覚)料理に使えそうなものを幾つか選びました。

広州に着いたのが遅かったので、当初予定していた中国茶の店に行くのは諦め、モノレールの駅に向かったのですが、なんと、発車5分前にホームへ通じる改札が閉まってしまうというシステムで、乗る予定だった便を逃してしまいましたwww.
結局また30分ほど待って次の便に座席指定なしで乗り込み、1時間半ほど通路に立ちっぱなし。
それでも揺れが少なく車内も(空席は無いものの)ゆったりしているので、さして疲れも感じませんでした。
車内のトイレも利用したのですが、これまた清潔。
車体が新しいと言うことも勿論あるのでしょうが、定期的に乗務員が掃除に回っています。
らんぷ店主としてはここ、かなり重要ポイントでした(笑)。

新しくて便利で快適、と言うのはよく判りましたがそれだけに、ようは日本の新幹線と同じような感覚なので殊更に写真を撮ろうとも切符を記念に残そうとも思わず、帰ってきてしまいました。

帰国直後に、温州の高速鉄道事故が起こりました。
向こうではモノレールモノレールってゆってたけど、あれ、ひょっとして同じ鉄道?と思って、中国からの留学生くんに、
「これこれこういう乗り物に乗ったんだけど…?」と確認すると、
「あ、それ一緒です温州のと。無事でよかったですね。」

夏休みが終わって大学に戻るとき、C嬢はまた乗るのかなあ。
中山駐在の日本人のひとたちも、広州に日帰り出張のとき、また乗るのかなあ。









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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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