2010-12-13
ハスの茎に似てる野菜は…?

11月「いちにち藍布」、次の料理です。
10月のヴェトナム旅行の味のお土産のつもり、「セロリと海老と豚肉のゴイセン風サラダ」です。
ゴイセンというのは、ヴェトナム定番料理のハスの茎を使った和え物ふうのサラダのこと。
海老や豚もたっぷり、クラッシュピーナツの食感も楽しい一品ですが、ハスの茎はなかなか入手できるものではないので、似たような歯ざわりをと考えて使ったのがこのセロリ。
前のいちにち藍布で、セロリといかくんを合えたサラダをご紹介しましたよね。
ヴェトナムでゴイセンを食べたときに「このシャッキリ感は、あのセロリ和えと結構似てるかも?」と思ったわけです。
作ってみたら、セロリの個性的な香りもスイートチリソースやレモンなど調味料との相性が良く、今回の「いちにち藍布」のメニュウとしてお出しすることに決めた次第。
体を温めるピリ辛系のスパイスを使うこと、やはり温性で腎を補う冬向き食材の海老も入ってるってこともポイントです。
作り方です。
セロリは根元の土などの汚れを良く洗って、斜めにうすーく切っていきます。
出来るだけ薄くね。セロリさえ切れば、半分できたも同然です。
海老はチャーハンなんかに入っているようなムキ海老で結構です。もしもこのサラダメインで豪華に行きたいときは、ブラックタイガーでも車海老でも奮発してください。
さっと茹でて醒ましておく。
豚肉は、特価品のコマギレがぴったりです。脂身が多くっても気にしない。あんまり上等なのはむしろ合わないです。
豚しゃぶみたいに茹でたら、水気を切って、5ミリ幅ぐらいの細切りにします。
具材が揃ったら、まずボウルに入れたセロリに調味料をくわえて合えます。
このときの味付けは「スイートチリソース+ナンプラー+レモンまたはライム果汁」です。
果汁は、酸っぱい柑橘類なら何でも。スダチやユズなんかいいですね(ヴェトナムのライムってちっちゃくって、見た目スダチです)。
セロリに調味料が絡んでちょっとしんなりしたら、海老と豚肉をざっくり混ぜ合わせます。
器にサニーレタスを敷いて、このセロリサラダを盛りつけたら、上からクラッシュピーナツをたっぷりかけます。
バリエーションとしては、細切りにした青紫蘇や、人参のヴェトナム風なます、4つ割りにしたプチトマトなんかをあしらっても良いですね。
肉・魚介・野菜がバランスよく入った、あっさりながらボリュームのあるサラダです。
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