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2010-11-24

ヴェトナムで薬膳スープ

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狙ったわけではないのですが、ヴェトナムのハノイ到着後、最初に口にしたものは「Ga Tan(ガータン)」と言う、鳥の骨付きぶつ切り肉を蓬の葉、数種類の生薬と煮込んだスープでした。

何故第一食目がこれだったかと言うと、宿にチェックインして街なかにぶらりとでたのが午後3時過ぎぐらい、小腹対策に丁度良かったから、と言う程度の理由によるものですが。
ハノイ名物なので、勿論、旅の前半のハノイ滞在中にトライしようとは思っていました。

初めてのヴェトナム旅行のときも、同じ店かどうかは定かでないのですが、やはりハノイの中心部・ホアンキエム湖の西側、旧市街への入り口辺りにある庶民的なエリアの食堂で、このガータン食べました。
真っ黒クロで、そのころはまだアジアの料理に対する知識もほんと少なかったので最初は恐る恐るでしたが、口にしてみると拍子抜けするぐらいあっさりとしていて、でも食べているうちにお腹の中がじんわり温まり元気になってくるのが感じられるスープでした。

今回入ったお店も簡易な椅子とテーブルが店の外に2,3セットおいてある、半屋台のような食堂でしたが、外国人も結構紛れ込むのか、店の男の子が差し出したメニュウは英語入りでした。
まあ、専門店なんで、どっちにしろ薬膳スープ2、3種類と、あとは主食、ドリンク類しか書いてませんでしたけど。

スープに沢山入っている蓬の葉のほのかな苦味が美味しかったです。
シンガポールで食べたバクテーという骨付き豚の、やはり真っ黒なスープにもよく似ているけれど、具が鶏のせいか、八角が入らないせいか、その他の生薬のブレンド加減のせいか、バクテーより軽めの優しい味。
または、バクテーのほうが若干、パンチが効いてるとも言えるかな。
添える揚げパンはこれまた中華圏でおなじみの油条ではなく、ほんとにバゲッドを油で揚げた感じで、更に表面に甘いシロップをまぶしてあるので、これだけでもオヤツになりそう。

バクテーとの比較で思い出しましたが、ヴェトナムの女のひと、特に妊婦さんとか出産したばかりのひとが、このガータンよく食べるのだそうです。
鶏のスープ度々書いているように、滋養強壮の基本食みたいなものですし、蓬は体を温める効果バツグンです。
かたやバクテーは元々、港湾労働者の(つまり肉体労働のおじさんおにーさん達の)朝ごはんだったとか。
骨付きの豚肉は、筋肉疲労の改善ににぴったりですしね。

日本で今、ガータン作るなら、春菊入れてみてもいいかなと思いました。
蓬とまったく同じ効能ではないですが、浄血作用はありそうですね。

しかし同時にオーダーしたライムジュースは、スープの薬効がどうの、というゴタクを吹き飛ばすぐらいに激甘でしたwwwww





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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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