FC2ブログ
2010-08-22

ささげ

sasage1.jpg

天満市場の八百屋さんで面白いもの見つけました。
長さ50センチぐらいある「ささげ」です。
しかも箱売り激安。

丁度、中国の家庭料理の本を眺めていて、インゲンを油通しして水分を抜いてから作る炒め物の話を読んだせいか「いんげんインゲン」と頭の中でリフレインしていたので、つい買ってしまいました。

普通のインゲンよりも莢が乾燥気味で、中の豆が若干大きいようです。
だから安売りしてたのかなー、と思ったけど、水気を飛ばしたい炒め物には丁度良いかも。

ながーいささげをトウモロコシ粒ぐらいの大きさにざくざく切りながら、どんな味付けにしようかと考えました。

ささげと言えば思い出すのはラオス。
昔むかしに行ったかの地の畑で見た、夕日を浴びて長々とぶら下がる瑞々しい青いささげを、案内人のひとが「どうぞ」とポキンと千切ってよこしてくれたのを齧ってみると、かすかな青臭さと柔らかい甘味が口の中に広がって、その美味しさにビックリしたものでした。

タイやラオスでは、このささげや、大きめに切ったキャベツも生のまま、ナンプラーやカピ(海老の醗酵調味料)やニンニクその他を混ぜたタレにつけてむしゃむしゃ食べます。

なので今回は、そのカピと、辛味を加えるのに豆板醤を使ってみました。

カピは油で炒めると最初ものすごいニオイが立ち込めるのですが、そのうちそれが、深い旨みに変わってゆきます。

中華鍋に粗みじん切りのニンニクと油を入れて火にかけ、カピを小さじ半分ぐらい入れて、焦がさないように温めてゆき、切ったささげを加えます。
豆板醤も入れて、混ぜ合わせながら火を通していくのですが、カピも豆板醤も焦げ付きやすいので、火加減に注意して。
大さじ1~ぐらいの水を鍋はだから流しいれ、鍋に貼り付いているお焦げ一歩手前の調味料をこそげ取るようにして混ぜ合わせます。
このタイミングが上手くゆくと、味付けは半分以上成功。
カピにも結構塩分は含まれてますが、それだけでは少し足りないので、塩か、醤油か、ナンプラーで味を補います。
今回は「ゴハンにのっけて丼モノ」にしたかったので、ちょっとしっかり目に塩コショウを振りました。


sasage.jpg


普通の飯椀より少し深めの器にゴハンをよそい(←写真では隠れてしまって見えませんが:笑)、上にこのささげのカピ炒め、それから半熟卵をのっけました。

ささげオンリーだけど、カピの濃厚な旨みとしっかり目の塩味に卵を絡めると、間違いなくゴハンが進みます。

勿論、ちょっとミンチを一緒に炒めたり、卵無しでも、或いはお皿に盛り付けて目玉焼きをトッピングしてもいけます。


結局何処の国の料理か判らなくなりましたけど(笑)。
いいんです別に。
料理の国境越えは不法じゃないですから。







スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ