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2010-07-22

冬瓜と干し海老の冷製~7月「いちにち藍布」より

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引き続き、7月の「いちにち藍布」メニュウの中からご紹介です。
冬瓜って、名前からすると如何にも冬の野菜ですが、旬は勿論、夏です。
因みに、冬至に食べると良いとされる南瓜=カボチャも時々冬の野菜と思われたりするみたいですが、こちらも夏野菜。
ま、カボチャの場合は長期保存が利くので昔から緑黄野菜の少なくなる時期まで取っておいて、冬至に食べたのかなと思いますが。

中国では「東」と「冬」の中国語の発音が同じなのに引っ掛けて「夏の瓜は東から西まで食べる」と言うそうです。
西って勿論「西瓜(スイカ)」ですね。

どちらも同じく体の余分な熱を冷まし、水はけを良くする働きがあります。

スイカはそのまま冷やして齧りつけばよいけど、冬瓜てなんか味無いし、やたらデッカイし、料理したこと無い…、ってひとも多いようで。

中国ではスープにすることが多いようですが、そのときも、今回の炒め物のように干し海老とか、或いは貝柱や椎茸などの乾物を上手く取り合わせて、そこから出るダシを冬瓜に含ませます。
淡白で水気の多い性質を逆手に取った組み合わせですね。
また味の面だけでなく、海老は温性の食べものですから、冬瓜の冷やす性質を少し和らげることにもつながります。
スーパーや八百屋さんでは、四分の一カットの冬瓜も大抵売っていますから、一度買ってみてトライしてみませんか。

冬瓜 四分の一個
干し海老 大さじ1ぐらい
塩・胡椒・スープの素・水・油


冬瓜は皮を剥いて3cm角ぐらいに切ります。
干し海老は水で戻してから(戻し汁はとっておく)粗く刻みます。

フライパンに油を馴染ませて(好みでここにニンニク少々刻んだのを入れても)干し海老をいれ、軽く炒めてから冬瓜を入れます。
冬瓜の表面が少し透き通ってきたら海老の戻し汁を入れ、時々混ぜながら炒め煮のようにします。
水気が蒸発して鍋肌が乾くようなら、少し水を足します。
鍋底に少し汁気がある程度。
スープの素少々を入れ、塩・胡椒で味付けします。

出来立ての熱いのを食べてもいいのですが、粗熱が取れてから冷蔵庫で冷やすと、冬瓜に干し海老の旨みが染み込んで、なかなかいい感じになります。
今回は見た目も涼しげにガラスの器に盛ってみました。

海老とニンニクという温性の食材を組み合わせてはいるものの、体を冷やす性質のものを更に冷たくして食べると言うことは、冷え冷え効果倍増なので、元々冷え性体質の方は、温かいまま食べるか、冷たい場合は量を控えて、他の料理で温まるようなものを組み合わせてください。

まあそれでも冷房の効いた部屋でカキ氷食べるとか氷で冷やした冷たいそうめん食べるとかに比べたら大したこと無い(?笑)ので、そんなに神経質になること無いとらんぷ店主は思ってますが。











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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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