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2010-07-07

中国茶のお話

momonogaiwan.jpg

写真は、中国茶を淹れるときに使う「蓋碗(がいわん)」と言う食器です。
蓋と茶碗本体と受け皿の3点セット。
ひとりで使うときには、茶葉を入れて湯を注ぎ、蓋をして蒸らしてから、蓋を少しずらしてそのまま飲みます。
ふたり以上のときには、お茶を淹れたら別の茶杯(飲むための茶碗)に、蓋をずらして注ぎいれます。
つまり急須代わりですね。
中国茶を如何にも中国茶っぽく淹れたい、かつ面倒なことはあまりしたくないという我儘な欲望を叶えてくれるアイテムです。

藍布では、月に一度、土曜日の午後に予約制で「中国茶会」を開いていました。
中国茶と言うと、知らないひとは「ジャスミンティーか、ウーロン茶」止まりだし、幾らか知ってるひとは「あの、なんかママゴトみたいな可愛い食器で飲むやつ。でも難しそうだしめんどくさそう」と思ったりもするし、のめり込んじゃった人は「清明節の前に茶葉買いに台湾行かなくちゃ」とか言いかねないし、という、そういう世界です。

らんぷ店主は台湾に胃袋旅行に行ってから、それまで敢えて避けていた中国茶フィールドに、ちょっぴり足突っ込みました。
知ってみると、やっぱり美味しいし楽しい。
それで、藍布のお客様ともそんなお楽しみを分かち合おうと、敢えて「教室」ではなく(そもそもお教えできるような技術は無いので)、「茶会」として、始めたものです。
その時どきのお茶にあわせるお菓子を考えるのも楽しく、また今だからこそ言っちゃうと、本業の藍布のデザート開発の意味もあって、お茶請けのスイーツの用意には、かなり力を入れてました。
結構、スイーツ目当てでご参加の方もいたりして。

中国茶の本などを見ると一見複雑そうな手順だったり、茶葉の種類が多すぎてどれから手をつければいいか判らない、ってひとも多いと思いますが、あまり決まりごとに縛られる必要はありません。

これからぼちぼち、おウチで手軽に楽しめるような中国茶やお菓子、或いは中国や台湾に旅行したときなどに出会えるお茶の話なんかも、して行こうと思います。

因みに茶の世界にウンチクはつきものですが、中国茶も勿論、その例に漏れず。
冒頭の写真は桃の柄で、中国ではおめでたいデザインとしてよく食器に描かれます。
面白いのは、桃だけじゃなくて必ず「蝙蝠(コウモリ)」とセットで描かれてるのですね。
しかもこれまた必ず全身が赤いコウモリさん。
桃の数が多いほうが目出度さのランクが上なんだそうで最高は「星みっつ」ならぬ「桃ここのつ」。
らんぷ店主のは、残念ながら「桃いつつ」ですが、桃の実の色のぼかし方と枝振りが何となく艶っぽくて気に入っています。
確か、上海の豫園近くの食器屋で、値切り倒して買いました。


雨やまないし、薄暗くて蒸し暑くて鬱陶しいし、お茶でも淹れよかな…。










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久しぶりというか 最後にお店にいかせていただいたのが、2006年4月でした。
それからは バタバタしてと色んなことありで
忘れてましたが、行ってみたいと思い
ケンサクしていたら、今はお店は ないんですね。残念です。

みつるさんよりで 1度 よさせてもらった
中国茶会 美味しかったです。

namiさん

何年も経つのに思い出していただいて、そしてネットの大海原の中でこのブログを見つけていただいて、本当に有難うございます。
固定の店舗は今は無いのですが、このブログでもご紹介している「いちにち藍布」、もしもご興味ありましたら是非一度おいでください。月に一度程度の開催ですが、場所も以前の店の近くです。
近日中に次回案内をアップします。

藍布店主さん

プログみて、月1のムッチャ行きたいでう。
今月は 26日は 予定ありの
お席もだし、
3月の開催は ぜひ行きますので
予約しますよ。

薬膳にすごーーく興味ありなんです。
習いたいぐらいで
藍布さんに教えてもらおうっと。。。

お会いできるの楽しみにしてます。
プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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