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2010-07-02

パクチー叩き売りの日

pakuchichickensoup.jpg

鶏の手羽元が冷蔵庫にあったので、例の如くネギと生姜とニンニクと一緒に鍋に放り込んで、スープを作りました。

その後市場に行って、野菜を買い足していたら「パクチー3束105円」!!!

今日あす、出張料理や「いちにち藍布」の仕事があるわけじゃないけど、思わず買ってしまいました。

そんなわけで、この日仕込んだ(←自家消費用)鶏スープにも、パクチーの大サービス。
ココナツカレーやピリッとした炒め物、ナンプラーベースのドレッシングを使ったサラダなど、なんにでも使えるパクチーですが、らんぷ店主はこういう、あっさり系スープや雑炊に入れるのもなかなか捨て難いと思っています。
多分、中国大陸に初めて行ったとき、朝ゴハンに食べたアツアツのお粥に添えられた香菜を思い出すからでしょうか。

その独特の匂いゆえ、好き嫌いがはっきり分かれるパクチーですが、よく「カメムシのようなニオイ」っていいますよね。
でもカメムシのニオイって聞いてすぐ連想できるような、そんなに身近なもんでしょうか……。
らんぷ店主は初パクチー体験のとき、「ふう~~ん、フシギな味~。」と思ったぐらいで、すごく美味しいとも思わないかわりに、「ぜえったい駄目!」という拒否反応も出ませんでした。
昔、拒否反応を示した友人の一人は「なんか化粧品の味がする。食べものと思えない」と言ってましたから、余程、口に合わなかったのでしょう。

藍布の代表メニュウに生春巻きがありますが、時折お客様から「パクチー入ってますか?苦手なんで…」と訊かれることがありました。
うちではパクチーは入れず、青シソやニラという、日本の香味野菜をたっぷり巻き込んで作っていました。
パクチー苦手なひと多いから、と言う理由よりも、ヴェトナムでもパクチー入れないで生春巻き作ってるところは幾らでもありましたし(どちらかというと、卓上にパクチーやタイバジルやミントなどのハーブ類を置いて、お客さんが好みで食べる)、何より藍布のスタンスが「日本人向け、ということでなく、日本で食べて美味しいと感じるアジアの料理」というところにあったからです。
大阪とホーチミン・シティでは、気温も湿度も水も町の空気の匂いも違う(まあここ数年の大阪の夏は、亜熱帯化しつつありますが、それはさておき)。
同じ人間が同じものを食べても、場所が違えば美味しいと思う基準も少し変わるのではと思ったからです。

なので、逆に現地に行ったときは外国人向けにアレンジがされているであろう店は極力避けて、地元の味そのままの料理を探します。
そこの土地で食べるのだから、それが一番美味しいものにありつけると思っています(リスクもありますが:汗

で、たいてい何でも「うまいうまい♪」と言って一日3食3スイーツとかたいらげちゃうのですが、帰国していざキッチンに立つと、「ん~、向こうではああいう感じの味も良かったけど、こっちで食べるならもうちょっとこうした方が良いかな?」ってな具合に鍋の中身を軌道(?)修正することも多く。

藍布のアジアごはんは、たいていそんな風にして出来上がってきました。






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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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