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2010-05-16

香港の豆いっぱい汁粉

hongkongchacha.jpg

香港の老舗の豆汁粉専門店。
日本で言う「甘味処」みたいなのが、香港島にも九龍半島側にも幾つかあります。
いちばん典型的なメニュウが現地で「チャチャ」と呼ばれている、色んな豆やもち米・雑穀などを実だくさんのお汁粉風にしたもの。
大陸中国では、ほぼ同じものを「八宝粥(パーパオヂョウ)」と言います。
上にエバミルクがかかっているのが、香港式。
あったかいのと冷たいのと選べます。
つまり「チャチャください」とオーダーすると必ず「ホット?アイス?どっちにする?」と訊かれます。
日本のお汁粉よりもずっとあっさりした甘みで、沢山食べられます。
が、写真でお判りのように、結構な量。参考までに右に写っているのは500mlのペットボトル。
家庭のご飯茶碗と丼の間ぐらいの器、喫水線ギリギリまで入れてくれるので、食べても食べてもなかなか底が見えないんですよね…。まして食後なんかだと…。
もうひとつ胃袋欲しい!って感じでした。

それでもやっぱり(と言うか勿論と言うか)香港のひとたちは「オヤツ」として楽しむらしく、この手の店は開店は昼前後と遅めなのですが、その分夜も11時とか12時まで平気で開いていたりします。
遅い時間でも、親子連れや、おじさん(おじいさん)一人客とかでも、普通に入って食べています。
テイクアウトも大抵OKです。

タイやベトナムでは緑豆やはと麦を甘く煮たのにココナツミルクをかけて食べるのがポピュラーでした。
なので藍布では上記の八宝粥にココナツミルクをかけて上にバニラアイスをのせ、「八宝みつまめ」というデザートでお出ししていました。

シンガポールの屋台で、まさにこの「八宝粥ココナツミルクかけ」に遭遇し、「ボボチャチャ」という名前だと知りました。
香港の「チャチャ」(漢字は確か最初のチャが口ヘンに査、後のチャが搾という字だったかと)の語源はこっちかな~、とぼんやり思っています。
そう言えばインドネシアのデザートの「ブブル・カチャン」にも音が似てると言えば似てる。

元々この八宝粥もしくはチャチャ、中華圏では旧暦の12月初旬に(勿論「ホット」のを)食べて、来るべき冬の寒さに備えるものだったそうです。
日本で言う「冬至にカボチャ」みたいなものでしょうか。

2年ほど前に香港に言ったとき、泊まった宿が「チャチャ一筋ウン十年」の店のすぐ近くだったのですが、ここが「廟街(テンプルストリート)」(別名おじさん通り、あ、ガイドブックでは男人街)、という場所柄のせいか、主な客層は圧倒的に妙齢の男性。
昼下がりに店の前を通ったら(オープンエアのため丸見え)、ランニングに短パン(もしくはシャツなし)首タオルの「香港の正しいおっちゃんスタイル」な殿方に占拠されてました…。

写真撮ってたはずなんだけど(こっそり)…。
ちょっと探しておきますね。






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香港

過去に何度か香港に行きましたが、
こういう甘味は食べませんでした。

いつもたらふく食って、たらふく飲む、
ことを繰り返していたので、
デザートまでたどり着かず、でした。

来年には、久しぶりに香港映画祭にも
行きたいと思います。

Re: 香港

映画祭の後には、是非、トニー・レオンの好物(?)黒ゴマのお汁粉を♪
プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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