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2010-02-02

大連・Fさんちの晩ご飯続き

中国の東北料理について書かれたものを読むと、味が濃い、こってりしている、と言う表記が多いのですが、面白いことにコレ、日本でもタイでちょっと共通しているんですよね。
東北=寒い、味が濃い(日本の場合は塩辛い、タイの場合は唐辛子辛い)。
まあタイの場合「寒い」っつーのはあくまでもバンコクや他の南部の地方と比べての話ですけど。
実際らんぷ店主は12月にタイのヤソトンという東北地方の村に行ったことがあるのですが、朝晩はジャンパーとか、ちょっとしっかりした上着が要るぐらいでした。
同じ時期、バンコクでは半袖Tシャツ一枚なので、そういう感覚からしたら「寒い」んでしょうな。

と、ずるずると話がずれ込みましたが、中国東北のおうちゴハンです。

とってもあっさり味。

勿論コレは、Fさんちの味の好みもあるのでしょうが、日本的に見ても「薄味」といっていいぐらいの味付けのものが多いように思えました。
炒め物も、油たっぷりではなく、ちょっと水を足して蒸し煮にしたり。
なので、飽きずに沢山食べられるのです。
食べ過ぎて困ると言う説もありますがwww

<茹でピーナツとセリの和え物>

中国では、味付けしていない生のピーナツを茹でて、料理によく使います。
茹でピーナツって枝豆と普通のローストピーナツの間ぐらいの食感と言うか、ホクホクとカリカリのまんなかって感じで、前菜・ツマミに最適。
最初にピーナツをしっかり塩茹で(この時に花山椒や八角も入れる)、セリや千切りのニンジンを別茹でにしたものと軽い塩味+ラー油でささっと和えます。
因みにこのときのピーナツは薄い紫がかった色のもので、Fさんによると最近の改良品種で、オーガニック食品だとのこと。
中国産の農産物や食品は何かと取り沙汰されることも多いですが、一方でオーガニックが一般に販売されるようにもなってきているのですね。

<インゲン炒め>

豚コマギレ少々を炒めてから、インゲンを入れて炒め、最後に水をちょっと足して蓋して蒸し煮。
味付けは醤油ていど。
但しインゲンが、大きいけれど筋っぽくはなく、柔らかくかつホクホクした感じ。
このホクホク感が日本のインゲンとは違うんですね。
ササゲといったほうが近いかな。
豚肉は、具というよりダシ目的で入れるぐらいの量です。

<白菜漬けと春雨の煮物>

酸菜(スアンツァイ)という、酸っぱい白菜の漬物。
東北料理の必須アイテムです。
日本の白菜漬物とはだいぶ違って、むしろドイツのザワークラウトに近い感じ。
実際Fさんも日本で、酸菜の代用にと輸入食品店でザワークラウトを買ったことがあるのだそうですが、「味はほぼ同じだけど、あんまり高くてちょっとしか入っていないので…。」
まあそうだろーなー。
で、この酸菜を千切りにして、春雨(緑豆春雨じゃなくて、太目の、ジャガイモかサツマイモ原料のもの。商品名で言うと「マロニー」がぴったり)と一緒に煮込みます。
このときも、ダシ代わりに豚肉を少し使います。
塩と醤油で味付け。
Fさんの大好物で、3日に一度は食卓にのぼるとか。
煮込んでるせいか白菜の酸味がほどよくまろやか。
実はFさん母は今回、酸菜は日本人の口に合うかとちょっと心配だったそうですが、らんぷ店主には、「白菜と薄揚げの炊いたん」並に食べやすいお味でした。
まあワタクシの舌を一般日本人と同列にしてはイケナイのかもしれませんが…www
いや、でもホントーに美味しかったんだってば。




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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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