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2017-08-14

薬膳ランチ:今日までの季節の養生ランチコース

こんな感じでしたー!

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お品書きは、

緑豆春雨と夏野菜のシンガポール風スパイス炒め
ワカメとコーンとキュウリの黒酢らっきょうドレッシングサラダ
薬膳スープ

そして、

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豚肉と厚揚げと大根の沖縄風しょうゆ煮込み
もちアワと黒米入りごはん
大根の香味しょうゆ漬け
デザート:カボチャクリームとハトムギのココナッツミルク
ライチの紅茶

以上でございます。

一品目は、茄子やパプリカ、しめじと緑豆春雨を、ちょっぴりピリ辛のカレー風味で炒めたもの。
清熱と解毒の働きがあると言われる緑豆は夏バテ防止にピッタリで、それを材料として作られる緑豆春雨も似た働きが期待されます。
カレー風味が食欲をそそる一品で、それもそのはず、クミンやコリアンダーなど主要スパイスには胃腸を調える働きを持つものが多いのです。

お次は、キュウリやコーン、ワカメなどいずれも体の中の水の巡りを良くして湿気を貯めこむのを防ぐアイテムに、黒酢に漬け込んだらっきょうを刻んで作ったドレッシングをかけたもの。
ワカメやキュウリは清熱作用のある食材ですが、ドレッシングに使ったらっきょうは温性、黒酢も血の巡りを良くして冷えを防ぐので、冷たくして食べるサラダによるお腹の冷え過ぎを調整できます。
らっきょうの黒酢漬けは6月に仕込んだもので、そのままつまんでも良いのですが、刻んでドレッシングにするとサラダや冷奴にも活躍します。
召し上がったお客様から「わたし普通の甘酢漬けのラッキョウは苦手なのだけど、このサラダは全然大丈夫、美味しかったです」と言う嬉しいコメントをいただきました。

メインは、沖縄です。
豚バラ肉と厚揚げ、大根と言う、体の潤い成分を補うアイテムを、お出汁の旨みたっぷりのしょうゆ味でじっくり煮込みました。
沖縄の豚肉煮込みと言うと「ラフティ」ですが、それよりもあっさり軽い仕上がりです。
肉の旨みも合わさった煮汁が染み込んだ厚揚げと大根も、ごはんが進む味です。
これだけ蒸し暑い日が続くと、「煮込み」と聞いただけで敬遠されそうですが、ひんやり冷たいものとかビールに合う揚げ物ばかりだと、却ってお腹の負担は増加します。
クリーム系など使わない煮込みやスープ類なども採り入れた献立で、体力が落ちるのを防ぎたいですね。
らんぷ店主は実はこの沖縄風の煮込みの煮汁をご飯位かけて食べるのが好きだったりします(^^♪

デザートは、お肌を中からケアしてくれるビタミンが豊富なカボチャを軟らかく煮てざっくり潰したクリーム風に、別茹でしたハトムギをトッピングしてココナッツミルクのソースをかけたもの。
カボチャは漢方薬膳的には体を温め気を補ってくれます。
ハトムギは、漢方薬としても使われるほど薬効の高い、利水の働きで肌を滑らかに整えるとされる食材です。

まだまだ昼も夜も暑さは厳しいですが、気が付けば昼はツクツクホウシ、夜は鈴虫の演奏が聞こえるようになりました。
自然界にはカレンダーも暦もないのに、不思議ですね。
暑さに対処しながら、ほんの少しずつ、秋への用意も意識して行きたいところです。

明日明後日は店休日をいただきまして、17日木曜日からはまた、ガラリと変わったアジアのごはんで皆様のお越しをお待ちしております。
お次の主役は、緑豆をたっぷり使ったパキスタン風のカレーです。
ヨーグルトやレモン汁の隠し味で、酸っぱくはないけど後口が何処か爽やか。
暑さでバテ着にもお腹にもすんなり収まることと思います(^^♪
デザートは、ざくざく果肉感たっぷりのパイナップルゼリーに、血を補うトロピカルフルーツの龍眼を組み合わせたものを予定しています。
どうぞお楽しみに。

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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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