2017-05-16

薬膳ランチ:昨日までの季節の養生ランチコース

こんな感じでしたー!

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お品書きは、

新玉ねぎとコーンの粒マスタードマリネ
厚揚げと茹で野菜のインドネシア風サラダ
薬膳スープ

そして、

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緑黄色野菜と豚のフィリピン風しょうゆ煮込み
黒米とアワ入りごはん
大根の香味しょうゆ漬け
デザート:カボチャとハトムギのココナッツミルク
ライチ紅茶

以上でございます。

桜のあとは藤やツツジ、そして5月はバラと、鮮やかな花の咲き乱れる季節になってきました。
新緑もぐんぐん空に向かって伸びていく様は、五行の「生から長へ」をそのままに表しているようです。
ヒトも伸びやかに活動して行きたいシーズンですね(^^)/

さて一品目、新玉ねぎの甘みを生かしたマリネです。
春野菜の甘みは、色々神経を使ってこの時期お疲れな胃腸を調えてくれます。
粒マスタードをたっぷりめに使って、甘酢っぱさを程よく引き締めているので、沢山の玉ねぎをぺろりと食べられてしまいます。
一緒に合わせた粒々コーンは、食感の良さもさることながら、身体の水捌けを良くするのに役立ちます。

お次のサラダは、インドネシアで「ガドガド」と言う楽しいネーミングがついている料理。
厚揚げやジャガイモ、ブロッコリーなどの茹で野菜に、ピーナッツペーストをベースにサンバル(インドネシアやマレーシアで使われている唐辛子調味料)の辛みをきかせた味噌だれのようなものをつけていただきます。
現地では茹で卵や茹でキャベツなども使い、エビせんべいなどもトッピングされたボリューム満点な物。
そしてこのピーナッツだれも出来立ての湯気が立っているようなのをかけて、
常温と言うか温野菜に近い感じで出てきますが、藍布のランチではサラダ感覚で軽く冷やしてご提供しています。
ピーナッツは、肺を潤して喉枯れや咳に薬効があると言われます。
おつまみのローストピーナッツのイメージからは意外ですが、中華圏や東南アジアでは、生の落花生を茹でて食べたり、
スープでじっくり煮込んでその薬効をいただきます。
ナッツ類はどちらかと言うと秋冬の食材ですが、
昨今は春先から今頃にかけて、花粉やその他の異物が空中に多く舞っているようで、
花粉症が長引いたり、鼻炎のような症状に悩まされる人も多いようです。
それで養生ランチにも、呼吸器や肺を潤す食材をピンポイント的に使うように最近は意識しています。
漢方、中医学は紀元前に理論の成立した医学ですから、基本を押さえつつ、現代の環境に合わせて使って行くことも大事だなと実感しています。
薬膳スープにも、肺を潤す百合を少し入れています。

さてメインは、フィリピンの煮込み料理「アドボ」をアレンジしたもの。
オリジナルは「豚のアドボ」「魚のアドボ」「茄子のアドボ」など単品でしっかり濃い目の味で作るようですが、
藍布では、玉ねぎを使った煮汁で豚バラ肉をじっくり煮込み、その旨みのでた煮汁でまたニンジンやインゲンなどの野菜を煮込んで、全体的に少し軽めの味でお作りしています。
よくお越しくださるお客様が先日召し上がって、
「ごった煮に見えるけど、肉はとろっと柔らかくて、ニンジンはニンジンの歯ごたえがあって、でも全体的に味が絡んで、いや美味しいねぇ」と言うコメントを頂戴しました(^^♪
ごった煮な盛り付けは改善の余地ありありですが(;^ω^)、嬉しいお声でした。

デザートは、カボチャとハトムギのココナッツミルクです。
カボチャはお腹を温めてくれ、栄養学的にはビタミンA.C.Eを含む、実はお肌の強力な助っ人です。
ハトムギは体の水巡りを改善して、こちらもお肌を滑らかにするとされますから、潤い補給のココナッツミルクと合わせると、まさに食べる美容液とも言えますね(^^♪
ほくほくとぷちぷち、食感の違いも美味しさをアップしてくれます。

今日と明日は店休日をいただきまして(今日は漢方の勉強してきます!)
明後日18日木曜日からはまた、ガラリと変わったアジアのごはんで皆様のお越しをお待ちしております。
お次のメインは、緑豆とコーンと言うこれからどんどん使って行きたいアイテムが両方入った鶏肉との煮込み、東アフリカスタイルです。
って、どんなスタイル??と思われる方もおいででしょうが、辛すぎないカレー風味にちょっとココナッツミルクも入って、マイルドでほどほどエスニックな、不思議とご飯にあう味わいです。
野菜料理は、ラオスのピーナッツサラダなど、デザートはマンゴーゼリーを予定しています。
どうぞお楽しみに。

















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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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