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2017-10-17

薬膳ランチ:昨日までの「季節の養生ランチコース」

こんな感じでしたー!

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お品書きは、

レンコンとレンズ豆のサラダ
野菜たっぷりスパイシー炒め春雨
薬膳スープ

そして、

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大根と牛肉の中国風ネギしょうゆ煮込み
黒豆ともちアワ入りごはん
大根の香味しょうゆ漬け
デザート:サトイモと小豆のココナッツミルク
桂花烏龍茶

以上でございます。

一番過ごしやすいシーズンとは言うものの、今年の10月は気温差が大きいですね。
半袖Tシャツ一枚で充分と思った日の翌日、長袖二枚重ね着してもうすら寒いような冷え込みになったりして、
カゼをひく方も多いようです。
かく言うらんぷ店主も実は先週、鼻がグズグズしかけて、慌ててあれこれ対応し、何とかこじらせずに復調しました(^^ゞ
皆様もお気をつけください。

さて、一品目はシャキシャキレンコンとレンズ豆を合わせ、玉ねぎドレッシングで和えたサラダ。
レンコンはまさに肺をケアするので、カゼひきさんや喉の調子が最近どうも、と言う方にピッタリですね。
豆類は身体の水捌けを良くし、ドレッシングにたっぷり入っている玉ねぎは、体を温めて気の巡りを良くしてくれます。
すりゴマも入れて風味とコクを添えていますが、このゴマもまた、補陰と言って体の中から保湿するのに役に立ちます。

お次は、春雨にナスや万願寺、赤パプリカなどたっぷりの野菜を合わせてジンジャーやコリアンダーなどのスパイスをきかせたシンガポールの屋台風の炒め物です。
春雨の緑豆には解毒作用があり、茄子は血の巡りを良くしてくれます。ピーマンやパプリカの類の野菜は、漢方的には気の巡りを良くしてくれますし、現代栄養学から見れば豊富なビタミン類が含まれています。
春雨やナスは体を冷やす方の特性がありますが、温める力の強いスパイスを合わせて炒め物にすることで、冷える作用を和らげる調理法です。

メインディッシュは、秋冬に食べたくなる、牛スジやバラ肉と大根の醤油煮込み。
葱や生姜、干しシイタケの戻し汁の旨み、そしてスジ肉から出たコクが醤油の煮汁にうつって、その煮汁が染みた大根もごはんもパクパク行ってしまうような味です(^^♪
漢方には「以類補類」といって、動物の同じ部位で体の弱い部分を補うと言う考え方があり、牛スジや鶏手羽などは、
足腰を強くすると言われてきました。
気温が下がって腰や膝にトラブルが出がちなこれからのシーズン、覚えておきたい知恵ですね。
おでんの牛スジなんかでもいいと思います。

デザートは、サイコロに切って軟らかく煮たサトイモに小豆とココナッツミルクを合わせたもの。
初めて召し上がる方は大抵「サトイモがデザートに?!」と驚かれますが、中華圏や東南アジアでは意外にポピュラーなアイテムです。
今回使ったサトイモは煮込んだらとても強いぬめりが出て、グラスにつぎ分けるのにちょっと神経を使いましたが(笑)、
この粘りが胃腸の粘膜を丈夫にしてくれそうです(^^♪
地味な野菜ですが、消化能力アップ、そして近年では腫瘍を消す力もあると、養生食として注目されています。
考えてみれば日本語の「里芋」も、人間の暮らす里にある芋、昔から一番身近なお芋さんだったと言うことでしょうか。
因みに奈良の伝統野菜「大和野菜」と認証を受けているものにも、このサトイモ系、結構多いのです。

食後の養生茶は、ちょうど今が花盛りの金木犀(中国語では桂花)をブレンドした烏龍茶。
金木犀にも、体を温めて氣血の巡りをスムーズにする働きがあります。
きたまち界隈も金木犀を植えているお家が沢山あり、道を歩いているとそこかしこからいい香りがします。
雨続きなので今週でかなり散ってしまうかもですが( ノД`)

今日明日は店休日をいただいて、19日木曜日からはまた、ガラリと変わったアジアのごはんで皆様のお越しをお待ちしております(^^)/

お次のメインは、ベトナム風フレンチ?な、きのこと牛肉のトマトシチュウです。
バゲットにもいいのですが、ごはんにもバッチリと言うところがベトナムらしい一品です。
デザートは、さつま芋のモンブランを予定しています。
どうぞお楽しみに。




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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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