FC2ブログ
2015-06-08

今日までの「季節の養生ランチコース」

こんな感じでしたー。

150606_0644~01

お品書きは、

白ゴマたっぷりにんじんのナムル
キュウリと玉ねぎのインドネシア風マリネ
薬膳スープ

そして、
150606_0649~01

ピーナッツ風味のフィリピン風ビーフシチュウ
ハトムギとアワ入りごはん
大根の香味しょうゆ漬け
デザート:緑豆のココナッツミルク
ルイボスティー・いよかん風味

以上でございます。

梅雨入りして湿気が増して来る頃ですが、意外と喉の痛みや咳などのトラブルもよく聞こえてきます。
イネ科の花粉のほか、PM何やら言うような、昔は無かった空気中浮遊物の複合汚染のなせる業かもしれません。
そんな時には、肺を潤す食材もうまく取り入れていきたいものです。
てなわけで、白ゴマたっぷりにんじんナムル。
白のすりゴマも、トッピングした松の実も、意外なイメージですが肺を潤してくれます。
にんじんは血を補って、紫外線ケアも期待できますしね。

で、勿論、上昇してくる湿気と温度に対応する野菜も必要と言うことで、いよいよ藍布の養生ランチにもキュウリ登場です。
これはインドネシアで「アチャール」と言う料理で、ジンジャーやターメリック、唐辛子など数種のスパイスとビネガーなどで炒めてから冷やしたもの。
いわば、カレー風味のマリネです。
スパイスが効いていながら、後口さっぱり、食欲も増進してくれます。

メインのビーフシチュウ、実は主役は牛肉よりナス、インゲン、玉ねぎなどの野菜。
特にナスをたっぷり目に入れているので、その色素で煮汁が少し暗めの色になっています(笑)。
この色素、「ナスニン」というちょっと笑えるネーミングですが、ポリフェノールの一種で、抗酸化作用が期待できます。
漢方薬膳的にはナスは、血の巡りをさらさらとスムーズにしてくれ、血にこもった余分な熱を冷ましてくれます。
このシチュウのコクと旨みの元はピーナッツペーストですが、ピーナッツにもまた血を補い、肺を潤して咳などに効くと言う働きがあります(おつまみのローストピーナッツでは、却って咳き込むかもしれませんが(^^;)。
ごはんは、身体の水はけを良くしてお肌を滑らかにしてくれるハトムギと、胃腸の働きを助けてくれるアワをブレンド。

デザートは、清熱解毒の夏向きのお豆さん、緑豆のココナツミルクです。
この緑豆、食感もホクホクというよりはシャキシャキ軽い感じで、それもまた暑い夏にピッタリ。
養生茶は、やはり抗酸化作用を期待してルイボスティー、相性の良いいよかんピールを香りづけにブレンドしました。

先週はいきなり3月近くの気温に下がった日もありましたが、雨模様の日も多くなり、紫陽花の色も美しくなり、大気は少しずつ湿り気を増してきています。
ちょっと体が重だるい、頭痛や肩こりがなんとなく…というかたも、もしかしたら「湿邪」がまとわりついているからかも。
必要な水分が補いつつ、溜め込んで水の澱みを作らないように、美味しく食べて調節していきましょう。

明日は店休日をいただきまして、明後日水曜日からはまたガラリと変わったアジアのごはんで皆様のお越しをお待ちしております。
お次のメインは、ちょっと西方に足を延ばして、アラブ式のトマトシチュウです。
勿論、鮮やかな色素で夏の紫外線から体を守ってくれる夏野菜たっぷり入ります。
サラダは体の水はけを良くしてくれる豆やコーンを使った一品と、久しぶりに登場の豆腐ドレッシングのサラダを予定しています。デザートは、心の血を補ってくれるトロピカルフルーツ、ロンガンを使った爽やかゼリーをお出ししようかなと。
ご来店くださる方がハッピーな気持ちになれるランチづくりを心掛けますので、どうぞお楽しみに。
スポンサーサイト



プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ