2015-06-29

今日までの「季節の養生ランチコース」

こんな感じでしたー。

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お品書きは、

キュウリの自家製塩糀漬け・陳皮風味
厚揚げと野菜のインドネシア風サラダ
薬膳スープ

そして、

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マレーシア風イワシと夏野菜のココナッツカレー
黒豆とアワ入りごはん
大根の香味しょうゆ漬け
デザート:カボチャとハトムギのココナツミルク
ヒゲ入りトウモロコシ茶

以上でございます。

奈良きたまち界隈は、朝晩はまだ結構涼しい風も吹いて過ごしやすいですが、
降ればむしむし、梅雨の晴れ間は陽射しが気になる日が続いております。
体の中の水はけを良くして必要なところはしっかり潤わせ、紫外線にも対応していきたいところです。

そんな、「潤い」と「水はけ」両方のケアをしてついでに「清熱」もしてくれるのは、
夏の主役、キュウリです。
塩糀で浅漬けサラダ風に、そしていつもの陳皮と生姜のコンビを加えて風味アップ、胃腸の働きもアップです。

お次のインドネシア風のサラダ「ガドガド」は、初めての方にはいつも驚かれ、かつ、ご好評いだだいております。
味噌に見えるけど大豆ならぬピーナッツ味噌に、サンバル(インドネシアやマレーシアの唐辛子調味料)その他でピリ甘辛いたれを作ってサラダの具材にかけるのですが、これが茹でたインゲンや厚揚げにピッタリ。

メインは、マレーシアのココナッツカレーです。
ピーマン、パプリカ、トマトなどなど紫外線から体を守ってくれる抗酸化作用の働きをしっかり持ってる野菜に、イワシを合わせました。
イワシとかサバとかカレーに入れると言うと驚かれる方が多いのですが、
南アジアは結構魚介を良く使います。
で、スパイスの香りや辛味とココナッツミルクのコクで、イワシの匂いも気にならないと言うか、
むしろイワシの個性とぴったりマッチして、魚のお出汁が味に深みを添えています。
イワシの身も崩れてしかもその色と煮汁の色が同系色なんで(笑)、見た目ちょっと判りにくいですが。
召し上がったお客様からも、
「イワシのカレーってイメージと全然違う~~~美味し~い!」と言うお声を何度も頂戴し、嬉しい限りです。

デザートは、ビタミン各種豊富なカボチャに、やはり湿気を捌いてくれるハトムギを合わせて、ココナッツミルクをかけました。
カボチャのホクホク感とハトムギのプチプチ感、違う食感で美味しさアップと同時に、
冷やす働きのあるハトムギに温め食材のカボチャでバランスをとる、と言うのも兼ねています。

気温の上がってくるこの時期、「余分な熱をとる」のは勿論大事ですが、
消化器官であるお腹を冷やしすぎるとせっかくの栄養が上手く取り込めないことになります。
漢方薬膳と言うのは本当にバランスだなぁと献立を考えつつ改めて思います。

ヒゲ入りのトウモロコシ茶、ヒゲの方に高い薬効があるんですよとお話しすると、
大抵の方は身振り手振りを交えながら「あの、トウモロコシにくっついてる、いつも捨てちゃうアレ??アレ、干しといたら良いの?」と訊かれます。
スーパーや八百屋で買ってきたトウモロコシ2,3本程度のヒゲだとちょっと難しいでしょうが、
家庭菜園などで農薬の心配のない「ヒゲ」がまとまって獲れるなら、利用してみるのも良いかもしれません。
ヒゲだけ、だと、美味しくないですけどね(^^;

明日明後日は店休日をいただきまして、7月2日木曜日からはまたガラリと変わったアジアのごはんで皆様のお越しをお待ちしております。
もう7月、2015年も後半ですね。
お次のメインは、二種類の豆が主役の、アフガニスタンのトマトシチュウです。
スパイスを程よく効かせながらさっぱり爽やかな後口で、しっかり食べてもお腹に重たくならない、湿邪と暑邪に対抗するレシピです。
デザートは、トロピカルフルーツを使ってぷるるん系ゼリーを。
どうぞお楽しみに。


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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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