2015-02-28

明日までの「季節の養生ランチコース」

こんな感じでやっとりますー。
150227_0646~01
お品書きは、

新ジャガの細切り炒め
新キャベツの自家製塩麹漬け・伊予柑風味
薬膳スープ

そして、
150227_0651~01
フクロタケとイワシのマレーシア風ココナッツカレー
黒豆入りごはん
大根の香味しょうゆ漬け
デザート:ムラサキ芋ともち米のココナッツミルク
ライチ紅茶

以上でございます。
ひと月ほど季節を先取りしたような陽気の後に、またまた寒気到来( ゚Д゚)。
かてて加えて春の嬉しくない風物詩、花粉も到来(T_T)
しっかり寒さの邪気を防ぎつつ、近づく春の「風の邪気」にも備えていきましょう。

八百屋さんの店先には「新」「春」のがアタマに付くものがめっきり増えて参りました。
ジャガイモも「新」のものはやっぱり水気を充分に含んでいてしゃっきりしてます。
しゃっきり感をさらにいかして、細切り炒め。
ジャガイモばかりでも良いのですが、ニンニクの芽とかさやいんげんとかピーマンとか、ちょっと青みのものを混ぜると色合いも歯ごたえも楽しめます。
千切りにして炒めると言うのは日本人はあまり思いつかないのですが、
中国ではとてもポピュラーなおばんざい。
らんぷ店主が初めて食べたのは、随分前に確か大連から上海への船に一泊の旅の、船内食堂の中でした。
酢を使うと言うのもポイント。
新キャベツの塩糀付け、いつもは陳皮(温州ミカンの皮)ですが、今回は、
無農薬の伊予柑の皮を薄ーく削いで千切りにしたのを混ぜ込みました。
伊予柑とか八朔とか、春がもうすぐ、と感じるこの時期ならではの香りですね。
薬膳スープには引き続き体をしっかり補う生薬を入れています。

メインは、口に入れた直後甘口と思いきや食べてる間にじわーんと辛みが昇ってくる、マレーシアのココナッツカレーです。
ちょっと変わったキノコの一種、フクロタケと、ほぐしたイワシが入っていますが、骨など全く気にせず召し上がっていただけます。
カレーの色と同色になってしまいましたが(笑)、オレンジのパプリカや玉ねぎなど、春の甘い野菜も結構たっぷり入ってます。
ご飯は黒い大きなお豆さんをたっぷり。腎を補うと同時に体の水はけも良くしてくれます。
花粉症の原因は一つではなく複数の要因が複雑に絡み合っているものですが、
漢方的な見方の一つに、カラダに余分な水の澱みがあって、それが涙や鼻水となって溢れるという解釈があります。
おうちで乾燥豆の扱いが面倒と言う方は、これから出てくるえんどう豆やスナップエンドウなど、気軽に使える春先のお豆さんを食卓に乗せるのも良いかと思います。

デザートは、見るからに血を補ってくれそうな濃い紫のお芋さん。もち米とそれぞれ別に炊いて、ココナッツミルクをかけました。
召し上がるときに全体を混ぜていただくと、丁度いい感じになる仕掛けでございます(^^♪
芋も米も「補気」といって体の基本を作るエネルギーとなります。
養生茶は、血を補って体を温める、ライチの香りの紅茶。




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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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