2014-12-30

どうぞよいお年を

こんなコアな中国土産をいただきまして。
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「石斛(セッコク)」という、清熱滋陰の生薬です。
ワラか麻ひもをくるくるっと丸めたような形。ラン科の植物の茎だそうで、日本ではあんまりメジャーではないようですが、
モノの本によると中国では慢性胃炎とか、病後の回復などに割合よく使われるそう。
中国で買ってきた中医薬や薬膳の本を見て見ると、お茶にブレンドしたり、肉などの煮込みに使われたりもしてます。

さて今年も沢山の方にお越しいただき、藍布のアジア薬膳ゴハンを召し上がっていただきました。
多くの方に、思ってたより食べやすい、美味しいと言っていただけて本当に嬉しく思います。
でもそれは同時に、薬膳てなんか薬くさそう、カラダにはいいかもしれないけど味は二の次な料理、と言うイメージがまだまだ強いことの裏返しでもあるのだと思います。

薬膳の基本は、薬食同源。
食べるもので、心も含めた体を調えていくこと。
それは、ニッポンを含め東洋の国々に昔から根づいていたはずの考えだと思います。

あとふたつ寝ると、お正月。

お雑煮の餅=もち米は、体を温めて体力をつける食材。
長寿のシンボル海老はまさに足腰を補い、黒豆もアンチエイジングに、お煮しめの根菜も体を温め気血を補うものが多い。
きんとんの栗も、冬に弱りやすい腎を補ってくれます。
ご馳走の後、こたつで食べるみかんは、乾きやすい冬に体を潤して咳や痰を改善します。

特別な生薬を使わなくても、身近なもの、昔からの伝統食には漢方薬膳の知恵が詰まっています。
そんなことを考えながら、お正月をすごしていただけたらなぁ、と思います。

どうぞよいお年をお迎えください。
そして、来年もらんぷ店主はより一層美味しくて、体と心がハッピーになれるアジアのごはん作りに頑張りますので、
引き続き新しい年もよろしくお願いいたします。


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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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