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2014-03-06

春のうつうつ

日本語は擬音語・擬態語の多い言語と言われます。
中でも関西人は擬態語大好き。
大阪でおばちゃんに道訊くと、「そこ、シューっと行ってピュッと曲がればすぐや。」というのが大体王道アンサーです(ほんまかいな)。

で、「春」に続く擬態語と言えば「ウキウキ」が相場…でした。
が、みなさんご存知のように、暖かい春が近づいてくると「ウツウツゆーうつ」な気分になるという方が増えているのも事実です。

漢方でもこの季節は「風邪=ふうじゃ」といって、急な気温の変化でくしゃみや鼻水が出やすくなったり、アレルギー症状が出やすくなると考えます。
スギ花粉に加えて昨今はPM2.5とか0.5とかありがたくない浮遊物も増えています。
大陸からの渡来物のみかと思いきや、国産のPM2.5も結構排出されてるんだそうですね。
何国産にしても、花粉と結びつくと症状を悪化させると言われています。
藍布のお客さんでも「今年は症状が重い」という方、何人かおられます。

マスクや空気清浄機や勿論、症状を抑える薬…、いろいろ工夫されてる方も多いと思いますが、
お家で手軽に出来そうな食べ物からのアプローチをちょっと考えてみました。

漢方では、カゼやインフルエンザウイルスも含めて大気中の良くない浮遊物質を体内に取り込んでしまうのは、鼻やのどの粘膜が必要十分に潤っていなくて乾いている状態、と考えます。
ひいてはそれら呼吸器とつながる肺、これがまた「潤い大好き、乾燥苦手」な臓でして。
なので、肺を助け、粘膜をしっかり潤わせるための食材がポイントかな、と。

で、具体的にどんなものかというと、ざっくりしたイメージでいうなら白い食べ物です。
大根、レンコン、白菜などの白くて水気があって重たい冬野菜。
そう、らんぷ店主がこの通信や店先で「温め力はないけど、のどの痛みや咳に良いと言われてるんですよ」と繰り返し言ってるヤツです。
五行でいうと、肺も白も金のカテゴリーに属します。
野菜以外でいうなら、白ごま、白キクラゲ、杏仁、豆乳なども、肺を潤す白いアイテム。
一度にたくさんではなく、これらのうちどれか一つをいつもの(バランスの取れた)ご飯にプラスして、こまめに気長にとると良いですね。
因みに今週のランチデザートは、白ゴマと豆乳のクリーププリンです(^^♪

余計なものを体に入れないように、というのが大事なポイントですが、そうは言っても入ってしまうこともある。
そう言う場合、早めに出すのが次に大事なポイント。
春先の香りのある野菜やほろ苦さのある野菜(セリ、三つ葉、菜の花、山菜など)には、冬の間に体内に溜まった毒を解毒すると言われます。
味噌汁の実や胡麻和え、かき揚げなどにするのも、楽しい意味で春の到来も感じられて良いですね。

上記のような工夫のほかに、基本的にはやっぱり丈夫な体作りが何よりです。
「気」が充実していれば、自己防衛の力もきちんと働きます。
偏らない食事と、必要十分な休息、現代人にはどちらも難しいと言われがちですが、出来る範囲で心がけていただけたらなー、と思います。

ま、自分で考えるのめんどくさい、と思ったら藍布の養生ランチに来てくださいな(笑)。

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写真は店の前に咲いてる椿。木へんに春と、まさに春の先駆けに咲く花ですね。
ろくに肥料もやらないんで、よそさんの百花繚乱に咲き乱れている生垣の椿とはえらい違う地味ーな咲きぶりですが、ま、これも藍布らしかろう、と。



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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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