2013-12-28

今日までの「季節の養生ランチコース」

こんな感じでしたー。
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お品書きは、

ジャガイモとパプリカの黒酢炒め
白菜サラダ・ねぎ味噌ドレッシング
薬膳スープ
カボチャとインゲンのタイ風ココナッツカレー
黒米とアワ入りごはん
デザート:八宝みつまめ
陳皮入り紅茶

以上でございます。

2013年最終営業の週。
年の瀬寒波が容赦なく押し寄せてきています。

冬の養生には「黒い食材」がポイントだったりしますが。
黒米や黒ゴマ以外にも、調味料で黒いものも使えます。
今回、じゃがいも炒めに使った黒酢、黒コショウ。
黒酢ってちょっと独特なにおいがしますけど、
普通の米酢よりもアミノ酸が豊富で、ツンとした感じがなく、
炒め物や煮物に隠し味として意外と使えます。
そのまま生で醤油とブレンドしても、餃子やシューマイに良く合います。
ピリッとスパイシーな黒コショウは、熱性の食材。
体を温めますが、その力が強い分、喉への刺激にもなるので、
風の引きかけで喉がイガイガ、というときには控えてください。
喉の痛みがなくって寒気がゾクゾク、というときにはもちろん使えます。
白菜サラダは、この時期ならではの甘みの出てきた白菜に、
葱と味噌と白すりごまでコクたっぷりのドレッシングをかけました。

冬至の日にカボチャ食べ損ねたひとも、
今の時期、血行不良を改善して体を温めるお助けアイテムですから、暦にかかわらずこまめに食べてください。
中国では喉の炎症を改善するとも言われているそうです。
煮物やみそ汁の具として、サラダにして、
或いはこんな風に、カレーの主役に。
藍布ではいつも、カボチャのタイカレーのときには肉はミンチを合わせます。
カボチャやサトイモの煮物にそぼろあんが良く合うように、
相性が良いのです。

デザートは、色んな雑穀や豆を一緒にぜんざい風に煮てココナッツミルクをかけたもの。
中国では蠟八粥(ラーパージョウ)と言って、旧暦の12月8日に、
こうした雑穀粥を作って食べるという古くからの風習があります。
冬至のカボチャもそうですけれど、
暖房などインフラ設備が十分でない昔は、
今以上に食べ物で暖をとる、
寒さに負けない体づくりを重視していたのですね。

気を巡らし消化器官を温める陳皮で香りづけした紅茶。
因みに今年も無農薬のみかんを大量入手したので、
現在、窓越しの日光に当てて乾燥中。
陳という字は年季が入って価値あるもの、という意味合いがあるので、
本当はこの陳皮も三年物より五年物、五年物より八年物の方が、
価値が高いと言われるのですが、
既に藍布では去年の在庫が底をつきかけておりまして…どうしようかな、と。

年明けの営業は1月10日金曜日からです。
少し長めのお休みをいただきます。
今一度、漢方の基本をおさらいし、
アジアのレシピをあちこちの引き出しから引っ張り出し、
1月からの養生ランチコースの充実に努めます。

来年もまたより一層、
皆様の五臓六腑に寄り添う藍布でありたいと思います。





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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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