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2012-06-08

赤い食材で血を補う

ninjintomato.jpg

スイートチリソースとナンプラーを使ってにんじんの千切りを和えたりトマトをマリネにしたりするお話は前にしたかとおもいますが、今回は両方一緒くたにしてみました。
クコの実も散らして、赤のトリオです。
漢方的にみるとにんじんやクコの実は「養肝」といって、肝の血を補います。
五臓の肝と目は密接な関係があり、目の乾燥やかすみに良いとされるのはこのため。
トマトは「清肝熱」、肝の余分な熱を鎮めます。こちらは眼の充血にいいとされます。体の熱を取って胃腸の働きを高めるので、夏バテ防止にもいいですね。
PCの使いすぎ(最近ではスマートフォンでしょうか。電車でやってるひと、多いですね~)で目がお疲れの方におススメしたい一品です。

現代栄養学で見るとにんじんは勿論カロチンの宝庫ですしクコの実は多種類のビタミン・ミネラルを含有してるし、最近ではトマトに含まれるリコピンの抗酸化作用が注目されてるしで、いわゆる美肌にいいサラダ、とも言えるでしょうか。

火を使わない料理です。

にんじんは洗って皮ごと、或いは気になる方は皮を剥いて千切り。
野菜のスライサーがあると便利です。
ボウルに入れて、クコの実も適当に一掴み入れて、ナンプラーとスイートチリソース、好みでお酢かレモン汁かライム汁少々を入れたソースを作ってボウルの中身とよーく和えます。
プチトマトはヘタとって半分に切る。
にんじんが少ししんなりしてクコが水分吸ってふっくらしたところにプチトマトを入れてざっくり混ぜる。
しばらく冷蔵庫に置いてにんじんに味を馴染ませます。

盛り付けたところにクラッシュピーナツトッピングしてもいいです。
歯ざわりが複合化するしコクが加わるし。
意外なイメージですが落花生って血虚に良いのです。
漢方のスープでは生の落花生を煮込んだりします。あの赤い薄皮がいいんだそうですが、生ピーナツを茹でたのって、ほくほくしておつまみにピッタリ。
…って、話がずれましたが。
そうそう、サラダ自体はノンオイルなので、食べるときにオリーブオイルなど少しかけてもいいですね。
風味が良くなるし、脂溶性ビタミンの吸収が良くなりますから。

血を補う、というと漢方でも赤身の肉やレバーが代表的な食材ではあるのですが、いつもそれでは飽きるし胃腸の負担も大きい。
レバー苦手なひとも多いですしね(←藍布の「バンコック風レバー生姜煮」をおススメしたい!)。
野菜や果物でも勿論、補血の食材はたくさんあります。肉類ほど効果は強くなくてもこまめに少しずつ取ればいいのでは…?と思います。
色々たくさんあってもいちいち覚えられない、というひと、ヒジョーに大雑把ですが「赤い食材」を意識してみてはどうでしょう。
赤い色素を多く含む野菜や果物、豆や穀物、これらは意外に血を補う働きが多いものと重なるのです。


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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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