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2012-02-09

疲労回復デザート~1月「ゆったりお食事会」メニュウ

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やっとデザートに辿り着きました。
さつま芋と龍眼(りゅうがん)とグリーンレーズンのお汁粉風デザートです。
シロップ煮、或いはコンポートといっても良いのですけど、出来立ての温かいまま食べるので、イメージとしてお汁粉で行くか、と。

龍眼というのは、中国や東南アジアで普通に食べられているフルーツです。
タイとかインドネシアとか旅行された方は「ロンガン」と言う呼び名で見たことあるかもしれません。
金柑ぐらいの大きさの茶色い固い皮を剥くと、ぷるんとした半透明の白い実が出てきます。
ライチに良く似てます。
で、これをドライにしたものは龍眼肉と言って、これまたレーズンやプルーンなどと同じように食べるのですが、同時に立派な生薬にもなり、漢方薬にブレンドされます。
「心」の血を補う働きがあり、まさに心のエネルギーが足りなくなって気力がわかなくなったり憂うつな気分になってよく眠れない、といった悩みがあるときに使われます。

日本で生の龍眼はなかなか手に入らないし、干したものも中華街なら売ってるかなあ、と言う状態のようです。
でも、シロップ漬けの缶詰だと、アジア方面に強い輸入食料品店なら置いてたりする。
今回は、そのシロップ漬けを使ってみました。

グリーンレーズンは油っけがなく、あっさりとした美味しさです。
最近は良く見かけますが、もし手に入らなくてカリフォルニアレーズンなどを使う場合は、さっとお湯で洗って表面の油を落としておくと良いです。

作り方は…簡単です、材料を水で煮て甘みつけるだけ。
って言うとここで終わっちゃうんで、一応ざっとご説明を。
まず1㎝角ぐらいに切ったさつま芋を鍋に入れ、ひたひたぐらいの水を入れて柔らかくなるまで煮ます。
レーズンを加え、龍眼を缶汁ごと加えて味を見て、好みの甘さになるまで砂糖(きび砂糖か黒砂糖がおすすめ)を加えます。
一口、ふた口ぐらいでは物足りない甘さかな、と言う程度にするのがコツ。
器に盛って温かいうちにいただきましょう。

煮るときに生姜スライス数枚入れても美味しいし、温め効果がアップします。
或いは、シナモンパウダーを出来上がりに少々振っても違った風味でいいですね。
さつま芋とシナモンって結構相性がよいですし。
シナモンも桂皮、桂枝といって、立派な生薬です。
夏場なら、冷やして食べるのも良いでしょう。

さつま芋は気を補い消化を助けます。
レーズンは気血を補い、少しずつ常食すれば老化防止に役立つとも言います。

龍眼が無くても、芋とレーズンだけでも美味しく作れますし、クコの実を入れても彩りがきれいです。

…と、こんな記事を書きつつ今日はものすごーーく久しぶりに、ケーキを焼きました。
ダークチョコレート山盛り入れた、薬膳とは何の関係も無いケーキ(笑)。
あ、ブランデーに漬けたクコをチョコと同様たっぷり入れましたけど。
薬効よりは味の面での都合で。
でも、カカオって中国4千年(中国人に言わせると5千年か)の歴史の中ではあまり馴染みがないですが、中南米では古代の王侯貴族に愛飲されているんですよね。
とするとやっぱり不老長寿の妙薬みたいに思われていたのでしょうか。
詳しくは知らないのですが、江戸時代ぐらいにチョコレートが入ってきたときは薬扱いだったらしいし。

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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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