2011-09-26

星州炒麺(シンガポールのヤキソバ)~8月の「いちにち藍布」より

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いきなりですが、羊肉をピリ辛に炒めた料理で「ジンギスカン」ての、あるじゃないですか。
モンゴルにはそういうの無いんですよ。
羊は食べるけど、唐辛子とか胡椒とかピリッとしたスパイスをそもそも使わない食文化だし、彼らにとって「チンギス・ハーン」って自分たち民族の誇る大英雄らしい。
料理にその名前付けるなんてとんでもない、ってことらしいです。
(ずっと昔に内モンゴルの人にジンギスカン料理の話をしたら、ちょっと憮然としたカオされました)

それと同じようなものか(?)、香港あたりの飲食店のメニュウで「シンガポールヤキソバ」「シンガポールチャーハン」というのがよくあって、それは大抵「割りとスパイシーでドライなカレー味」なのですが、肝腎のシンガポールにはそんな料理は無い。

でもカレー味大好きな日本国民にとってはなかなか美味しいと思えるお味です。
真似をしない手は無い、ってんで時々作ります。
香港では極細の、でも結構腰のしっかりした麺で作りますが、細いとこだけ真似して「そうめん」でやっちゃうのが藍布式です。

作り方は簡単。
そうめんは茹でて差し水をせずにざるにあげて置きます。
豚のコマギレ肉、玉葱、にんじん、ピーマンなど細切りにして中華鍋で炒め、鶏がらスープ少々と塩コショウとカレーパウダーで少し濃いめの味をつけます。
茹でたそうめん(時間が経ってくっついちゃってたら、水でざっとほぐしてね)を加え、麺が鍋にこびりつかないように混ぜ合わせながら炒めます。
味見して足りないものがあればカレーパウダーでも塩でも調味しなおし、出来上がり。
塩の代わりにナンプラー使うのも美味しいです。

薬膳的には、前にも書いたけど、夏は小麦粉製品(パンや麺類など)を他の季節より意識して摂ると良いようです。
体の熱を下げ、昂ぶった神経をなだめるので、夏場の不眠なんかに良いとされます。
カレー粉に含まれるターメリック(うこん)も、高温で流れの悪くなりがちな血をさらさらにする働きがあります。






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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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