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2011-03-06

喉をなだめる食べ物あれこれ

kikuragesoup.jpg

「失われた声」が、ほんのちょっとだけ戻ってきました。
でもまだ絞りに絞ってやっと出てくる状態。しかもまるきり別人28号な声。このひと、ダレ?!って感じです。
耳鼻科のセンセイに「しゃべらないように」と言われましたが、実際、無理を押して声を出そうとするのは、固まってないカサブタを引き剥がすのに似た感覚です。

昨日は一日、引きこもって、使えそうな食材やお茶を調べました。

写真(ちょっと暗くなっちゃったけど判るかな?)は、昨日の晩ご飯のおかずです。
左上が、鶏手羽をダシにしたスープです。主な具材は黒・白キクラゲと大根、それから生薬の百合(ヒャクゴウ)も入れました。
百合って漢字見たら判るひともいると思うけど、百合根を乾燥させたものです。

喉や声に関わりの深い臓腑は「肺」と書きましたが、その肺に良い食べ物って、白いものが多いのです。
大根、白菜、白葱、白キクラゲ、白ゴマ、そして生薬では前述の百合、杏仁(アンニンドーフの素ですね)など。
果物では梨がよく筆頭に挙げられます。
その昔、韓国ドラマ「美しき日々」で、ヒロインのチェ・ジウが、歌手を目指す妹のために「梨のスープ」(恐らく、シロップ煮のようなデザート)を作ってたシーンがあったかとおぼろげに記憶しているのですが。

右下は、小松菜のナムル。
食材を調べているときに「小松菜は解毒作用があり、肺の働きを高める云々…。」という記述を見つけ、ふと「小松菜のナムル食べたいなあ」とヒラメイタので、その日は家から出ないと決めていたのですが、厚着してマスクして徒歩3分の八百屋さんに行って買ってきました。
ついでに鮮やかなオレンジ色の金柑も見かけたので、一緒に。
因みにこの金柑のPOPに「徳島県では(←だったと思う。宮崎県だったかな?)糖度16以上の金柑をたまたまと呼びます!」とありました。
なんででしょうね…。

コメントレスにも書きましたが、金柑も咳止めに良いとされています。
金柑のど飴って、そういえば昔からありますね。

薬膳のテキストに「大根飴」というのがありましたが、これ、らんぷ店主が子供の頃からカゼ引いて喉が痛いときにいつも飲んでいた「はちみつ大根」でした。
大根を適当に切って(らんぷ店主は1センチ幅に切ってから表面にタテヨコ細かい包丁目を入れます。単純に1センチ角に切ってもOK)、器にいれ、上から蜂蜜をかけてしばらく置きます。
大根から水分が出てくるので、それをそのままか、甘すぎるなら水かお湯で割って飲みます。

あと、生薬の「金銀花」が少し手元にあったので、それを煮出し、プーアル茶をブレンドして飲んでいます。
スイカズラの蕾の部分で、味は…ローズティーやジャスミンティーのように美味しいものではありません。
清熱解毒の作用があるので、喉の痛みが強いとき、熱っぽいときに適しています。
清熱ということは冷やす作用があるので、喉の腫れはおさまって欲しいけどカラダは冷やしたくないと思い(そして味の問題もあって)プーアル茶と合わせてみました。

コメントくださったnoraさんのように、同じような喉の腫れや痛み、咳にお悩みの方は上記に挙げた食材の中から、取り入れやすいものを選んでみてください。
調理法は凝らなくていいです。そんなカゼでゴホゴホ言ってるときに、あれこれ出来ませんもん。
ポイントはスープや味噌汁などの汁物にすること、唐辛子や胡椒などの刺激のあるスパイスの使用は避けること。

そして何よりも重要なのは、休養です。
喉が腫れているなら、喉を使わない。…って、なかなか難しいんですけどね。
歌手や学校の先生でなくとも、普通に仕事をしていれば一言もしゃべらないわけには行きませんし。
勇気を出して休むことも時には必要かもしれません(←自分に言ってる)。

そうそう、喉や声と肺はつながりがあるといいましたが、もうひとつ、「皮膚」とも関わりが深いのです。
だから、肺を潤すものは、お肌の潤いにも効く、ということですね。

近所のコンビニで、アンニンドーフのデザート売ってないかなあ…。
市販の、寒天みたいな歯ざわりのはあまり好きではないのですが。
藍布では、ときどき、生クリームやゼラチンを使った「ふわふわとろとろ」の杏仁豆腐をお出ししていました。
流石に今日は作る気がしません(笑)。





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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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