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2011-03-05

声が出ない…。

今週半ばごろ、ん~、ちょっとカゼっぽいな~、という気がして、自分で桂枝湯という漢方をブレンドして飲みました。
この漢方で、この冬2度ほど、引きかけのカゼをあっさり撃退したことがあったのです。
今回も、喉の違和感が消えたみたいでこのままうまく治るかなと思ってました。

木曜の夜、友人との約束で飲茶をしに出かけました。
ぷりぷりのエビギョーザから、デザートの桃まんじゅうまで、なかなか美味しく楽しめました。
話に花が咲いたせいか、控えめにとはいえちょっと飲んだ紹興酒のせいか、少し声がかすれて「ケイ・ウンスクか、森進一や~。」と笑いながら友人と別れて帰路に着きました。

金曜日の朝、起きてビックリ。

声が出ない…。

よく判らないけど、どうも喉の奥ですごい炎症を起こしていそう…。これは桂枝湯(体を温めて体表の寒気を追い払う)ではどうしようもないな~、喉を潤す漢方って、手持ちの生薬じゃ作れないなあ…。

いややっぱりシロウト判断はひとまず置いて、耳鼻科、行こ…。

で、近所の耳鼻科をネットで調べて(行ったことなかったので)、開院とともに飛び込んで診て貰いました。

センセイいわく「声帯がパンパンに腫れてる。なんか、喉すごく使うようなことしましたか?」

らんぷ店主(柳沢し○ごよりも更にひっくり返った声で)「イエ、ベツニ…。」

とっても昭和~~なカンジの医院でしたが、センセイはカラーイラストボード使って喉や鼻の様子を判り易く解説してくださいました。
普通は縦に閉じた状態の声帯が、パンパンに腫れて広がった状態になってるから声が出せない、副鼻腔から濃い鼻水が喉の奥に出ている、など。

処置を施した後に、とにかく一番気をつけるべきことは「しゃべらない、声を出さないようにすること」と再三念を押されました。

帰宅して、その日出勤予定だった出稼ぎ先に電話をし「スミマセン、カゼデ、コンナコエニ、ナッチャッテ…」と乾いた雑巾を絞るような気分で声を絞り出すと、たぶんその声で全てを察してくれた店長は「了解っす。」と一言。

申し訳ない申し訳ない、という思いの中でふと、谷町の藍布時代のことを思い出しました。
藍布のスタッフも、時にはカゼ引いたり、或いはご家族の介護や看護などで急に出勤できなくなることがたまにありました。
電話を受けた当時は、そういう事情で休むのは当然、仕方の無いことと思っていましたが、休む側からすればこんな風に、決まりの悪い思いだったのかなあと。
特に、藍布は「らんぷ店主とスタッフ1人」の2人体制でしたから、誰かが休むなら必ず他のスタッフに代わって出てもらわないといけない、という人員体制だったので、休んだときにはどのスタッフにも「代わってくれた○○さんにも、よろしくお伝えくださいね」と伝言を頼まれたものでした。

思い出話はさておき。
今日は不幸中の幸いというべきか、仕事も急ぎの用もないので、上海新天地やタイマーケットに食材買いに行こうかなあというのは諦めて(泣)、らんぷ店主自身をサンプルにして「弁証施膳」してみます。

「弁証」というのは、漢方的な視点から見ての病状(体質)診断です。
普通は「弁証論治」といって、診断して、そのひとにあった漢方治療を論ず、というふうに使われるのですが、薬膳の世界では、改善のための食事療法という意味で「膳を施す」ということになります。

腫れている、炎症を起こしている、痛みがある、鼻水や痰がさらさら水っぽいものでなく、色がついてたりドロっとしていたりするのは、「熱邪」がある状態。
「声」や「喉」と関係の深い臓腑は「肺」。
肺は乾燥に弱い臓腑です(コホコホケホケホと空咳が出る、というときは肺が乾いている状態なわけです)。
治癒のポイントとしては、潤燥・清熱・補肺、という感じかな。

幸いに食欲、料理をしようという気力はあるので、飲み物と食事を色々考えて、今日一日試してみようと思います。

またご報告しますね。











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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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