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2011-03-25

鶏の薬膳スープ~2月「いちにち藍布」より

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「いちにち藍布」のレギュラーとも言える、鶏の手羽を使った薬膳スープです。
手羽と香味野菜(にんにく・生姜・青葱)は定番で、その他に組み合わせる食材・生薬を、そのときの養生テーマにあわせた物にしています。

このときは、当帰(トウキ)、ハスの実、それにシメジを山盛り入れました。
当帰は血を補い、同時に血の巡りもスムーズにする働きがあります。
当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)など、婦人科系の漢方薬の主薬として使われていますし、中国や台湾・シンガポールなどでは、こういうスープにして、家庭でも気軽に使われているみたいです。
ハスの実は生薬として「蓮子(レンシ)」という名前がちゃんとついていますし、漢方の処方にも使われます。
消化を助け、また「心」に働きかけるので、不眠や不安感があるときに良いとされます。
乾燥大豆とかひよこ豆と同じように、戻して煮ると、ホクホクしておいしいです。
スープに入れるときは、らんぷ店主はさっと洗って戻さないまま、他のスープ具財と一緒に鍋に放り込んでしまいます。
どうせ2日ぐらい煮込むんで。

そう、このスープ、手間はそんなにかからないし難しくもないんですが、そのぶん時間かけます。
スープ自体は数時間もあれば出来るんですが(香港とか広州あたりでは「サッカー2試合分の時間をかけろ」とか言うらしいですね)、ぐらぐら煮立てずに材料から成分と旨みを出したいのと、鶏肉の骨離れを良く、かつ煮崩れしないようにしたいので、このスープだけは前の日から煮込みます。
ずうっと火にかけているわけではないですが。

で、お気づきの方もいるかもしれませんが、明日は3月の「いちにち藍布」です。
よって、明日のスープも既に今、鍋の中でくつくつ言って漢方な匂いを漂わせております。
プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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