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2011-01-06

中国版ポークビーンズ?!~11月「いちにち藍布」より

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今頃去年の11月の話なんか書くなよってペースですが(苦笑)、えーとえーと、今のこの時期、特に今日明日やってくるという大寒波の日なんかでも、コレ食べたらあったまるよ~~、という一品なので、もしよろしければお読みくださいませ(なぜか低姿勢)。

主役は大豆と豚バラ肉です。どっちもはずせない。
何度か言っているように、時間とその気があれば乾燥大豆を一晩水で戻して、煮たものを使ってください。煮汁も一緒に。
でも時間無いし豆煮るのも億劫だし、と言う方は水煮大豆を使っても勿論OK。

材料は以下の通り。
分量は一応の目安です。

豚バラブロック 400g前後
乾燥大豆  100g
(水煮大豆ならこの2~3倍量)
葱 1~2本
生姜 親指2本分ぐらい
醤油、砂糖、塩、酒、油


大豆は前述の通り、煮ておきます。
肉は4cm角ぐらいに切り、酒と醤油同量を合わせたものを少々振りかけ下味をつけておきます。
葱は斜めの薄切り、生姜は千切りです。
フライパンか中華鍋に油を敷いて温め、肉の表面を軽く焼き付けます。
肉は取り出して煮込み用の鍋に移し、フライパンの余分な油(脂)を落としてから、葱と生姜をざっと炒め、これも煮込み用の鍋に投入します。
かぶるぐらいの水(大豆の煮汁が残っていればそれもあわせて)を入れて、煮込みます。
ぐつぐつ言ってきたら、超弱火で。しっかりした厚手の鍋なら、蓋をしたまま火を止めてしばらく置きます。
「保温調理」という方法ですね。
煮詰めないで材料を柔らかくしたい時にはこの手法がおススメ。

程よく肉に火が通ったところで調味料を加えます。
あ、分量書いてませんでした。
醤油大さじ3、酒大さじ2、砂糖大さじ1、塩少々、が目安です。

更に大豆を加えて煮込み、豆に煮汁の色が少し移ったかなあと言うあたりで一度味見してください。
薄ければ塩を少し追加して。
写真の通り、これはあんまり醤油の色の濃い煮物にはなりません。

コトコトと煮ている段階で豚の脂が鍋の表面に浮いてくるので、気になる量ならおたまでそっと掬い取ってください。
この掬い取り作業を丁寧にやっておくと、豚バラ肉の塊をガッツリと食べても、胃もたれしません。
勿論、カロリーダウンにもつながります。

沢山入った葱と生姜で体が温まるし、大豆にも肉汁の旨みが染みてホクホクしてゴハンに合うし、今日みたいな日にはホントおすすめです。

豚肉も大豆も薬膳で言うと「補気」の食材です。
「気」っていうとなんとなく、「気の持ちよう」とか精神面だけの努力云々で捉えてしまいそうですが、漢方では生命を維持するエネルギーとみなして、足りない場合には食べ物や漢方薬で「補う」と考えます。

この中国版ポークビーンズは、元々、藍布の日替わりランチメニュウのひとつでした。
中国の家庭料理、特に産後の女性が食べると言う話を聞いたことがあります。
出産と言う大変な仕事をした後の体の消耗を補う料理でもあるわけですね。
現代(西洋)栄養学的にも、豆と肉を一緒に摂ると、栄養バランスがとても良くなるんだそうです。
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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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