2010-12-26

「診る」ということ

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まったくもってワタクシゴトなのですが先日「人間ドック」行ってきました。

しかしまあ、人間ドックとは言いえて妙ですね…。

このところの漢方や薬膳の勉強で、東洋医学的なものの味方について考えることの多い日々のなかにポンと挟まったドック体験、東洋医学と西洋医学の視点の違いが良くわかって、すごーく面白かったです(疲れましたけど)。

血液や排泄物を化学薬品を使って分析し、CTや超音波や胃カメラで体の内部をリアルに画像に映し出し、数値が「基準値」にはずれていないかどうかを重視する現代西洋医学。

相談者の顔色、声の大きさや話し方、舌の様子、腹部の触診、そして自覚症状(病名ではなく、体のどこがどう不快なのか)を聞き取ることに重点を置く東洋医学。

どちらがいい悪いではなく(しかしまあ上記だけ見ると東洋医学って設備にお金かからなそうですが)、拠って立つところが地球のこっちと向こう側ぐらい違うんだなーーー、と思っておくと、ちょうど良いのかもしれません。

どこかで聞いた話で詳細の記憶は曖昧ですが、現代(西洋)医学は、近代の世界大戦と感染症という体験を経て、発達してきたんだそうです。
東洋医学の大もと、中医学のそもそもの起源は、古代の皇帝の不老不死願望(今で言うアンチエイジングとか、健康寿命とかですね)から。
それぞれの得意不得意があるのは当然で(漢方薬で骨折そのものは治らないけれど、検査で異常無しと言われた頭痛やめまいが漢方で改善することも多い、など)、良いとこ取りでつきあって行ければいいのになあ。

そんなこんなをつらつらと考えるきっかけになったドック入りでした。


冒頭の写真はそれとは全く関係のない、薬膳講座で試食したはと麦入りの炊き込みご飯です。
干し海老の香りがふんわり漂う美味しいゴハンでしたよ。
春の養生メニュウなので、3月以降に自分で作ってみようかなと思ってます。
また、組み合わせる食材によっては「冬に冷えてむくむ体質のひとに良いメニュウ」にもなりそう、などと考えだすと、いろんな可能性がありそうです。

が、その無限大な薬膳の可能性とはウラハラに、本日のらんぷ店主にはこれから年賀状作成と言う重大任務が控えていて、残された時間は極めて少なそう、なので、これにて失礼いたします。

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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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