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2010-10-20

セロリとイカとクコの和え物~10月「いちにち藍布」メニュウより

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写真、なんかワカメの和え物みたいですね(汗

これはセロリの葉先です。
ふつう、セロリって言うと茎のトコだけ使うけど、葉も一緒に使っても何の問題もありません。
スティックサラダにするんじゃないし。
(でもあの、ただ人参やセロリをスティック状に切ってマヨネーズかなんかつけて食べるの、らんぷ店主はあんまり好きではありません。青臭いのだけが強調されるし固いし。酒のアテ、っていっても、もう少し美味しく食べる方法あるのにな~って、余計ですが思ってしまふ)

スーパーではよく一本だけビニール袋に入って売ってたりしますが、この和え物は薄切りにしてドレッシングで和えてしばらく漬け込み、しんなりさせるので、結構嵩が減ります。
出来れば株ごと、安く売られているの見つけた日にチャレンジしてください。
冷蔵庫で日持ちするから大丈夫。

他にいる材料は

いかくん(イカの燻製おつまみ)1~2袋
クコの実 大さじ2ぐらい
調味料:塩、酢、油

まずは根本から一本ずつはずしてよく洗ったセロリを、斜め薄切りにしていきます。
うすーく切れば、スジも気になりませんが、やっぱ気になるひとは、切る前に根元のほうから包丁で引っ掛けるようにして、筋を取っておきましょう。
葉先のほうは、柔らかいので、適当にざく切り。
どんどんボウルに溜めていきます。

当日ご参加下さったお客様が「このセロリ切るの大変だったでしょ。」と仰ってましたが、確かにこれが、この料理のメイン作業です。
反対に言えば、セロリさえ切ればこっちのもんです。

で、切れたら、いかくんを袋から取り出し、こちらは手で適当に裂いて、セロリの上に落としていきます。
イカの味を利かせたければ多め、そうでなければ少なめ、お好みで。
最後にクコの実をぱらぱら入れ、全体をざくっとあわせます。

塩+酢+油で、ドレッシングを作ります。
割合は、らんぷ店主はいつも油より酢を少し多めにしています。
薄味にして沢山食べたいので、塩も少なめです。但しあんまりケチると、美味しくないです。
塩気って、やっぱり重要。
イカくんの味とコクも加わるから、そこも加減してね。

で、和えたらそのまましばらく置きます。
水気が出てしんなりしてくるから、そうしたら密閉容器などに入れ、冷蔵庫で更にしばらく置きます。
作って3時間~半日ぐらい置いてから食べるのがおすすめです。

赤と白と緑の、目にも楽しい一品です。

セロリとイカとクコ。
いずれも漢方では「肝」をサポートする食べ物です。
肝臓というと酒飲みぐらいしか関係ないと思われがちですが、漢方で言う「肝」は、似て非なるもの。
まず、女性の健康にかかわりが深く、婦人科系のトラブルは、大抵、肝の働きが衰えているか、機能亢進しているかの場合が多いそうです。
また、今の社会と切っても切れない「ストレス」が真っ先に攻撃するのも「肝」です。
よく「青筋立てて、キーーーっとなって怒る」って言うでしょ。
漢方の基本の考え方である「五行」で分類すると、「青」も「筋」も「怒」も、「肝」のカテゴリーなんですね。
また、感覚器官では目を司るため、疲れ目かすみ目が気になるとき、「肝」の疲れが原因だったりもします。
味付けに使った酢、とうぜん酸っぱいんですが、酸味も「肝」と同じカテゴリーに属します。
クコは、乾燥したまま食べてもあまり味もせず大して美味しくないんですが(笑)、水分を含むと甘味が出ます。
お酢多めのドレッシングでふっくらすると、酸っぱさをまろやかにしてくれます。


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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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