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2010-02-22

大連最後の朝ごはん

なんだか飛び飛びに書いていてフト気がついたら、大連旅行からひと月近くになるんですね。
今年の春節は2月14日だったから、お世話になったFさんご家族も、そろそろ正月気分が抜けた頃でしょうか。

帰国のフライトが午前便のため、最終日は朝ごはん食べてすぐ出発と言う慌ただしいスケジュール。
にも拘らず、やっぱりしっかりたっぷりの朝ごはんでした。
いつもの常備菜やまだまだ沢山残っている包子に加え、更にテーブルの上には10本近い油条の入った大きなビニール袋が…。

油条(ヨウテイァオ)は、中国の主食の一つ。
揚げパン見たいなものとよく言われます。確かに揚げてるんだけど。
見た目、細めのフランスパンにも似ていて、でも食感は非常にふわふわ柔らかく、例えて言うならシュークリームのシュー生地を、もっとオイリーにした感じ、でしょうか。
だからナイフで切るなんて悠長なことはせず、ひとり1本(か、それ以上)、片手に持ってもう一方の手で千切るか、もしくは直接、歯で噛み千切るようにして、食べるのが普通。
お粥とか、熱い豆乳に千切って入れたりもします。
この「熱い豆乳と油条」というのは、中国の、もっとも典型的な朝ごはんスタイルのうちの一つ。

そう言えば、フランスの「クロワッサンとカフェオレ」が、まさにソレに当たりますね。
現地ではやっぱりクロワッサンを千切って浸して食べたりするそうですし、クロワッサンのバターたっぷりオイリーなところも、バゲットよりもむしろ似ている。

この日の油条は、私が食べたいだろうからと、わざわざお父さんが朝早くに買いに行ってきて下さったそうです。
油条にホットミルク、包子、野菜の和え物などのおかずをアトランダムにつまんでいたらまたしても満腹www.
「これ日本に持って帰れたらいいのにねえ。」とうっかり口を滑らすと、お母さんがすかさず「あら持って行きなさい、持って行きなさい。」と、瞬く間に油条と包子幾つかを、レジ袋に放り込んで手渡してくれました。

う、嬉しいけど、スーツケースはもうぱんぱんだし、手荷物も結構増えてるから、機内持ち込みの鞄の上のほうにそっと入れたけど、潰れやしないかと若干不安。

帰国して税関で見つかったらやっぱり没収かなあ…、と思いつつ、そのまま肩に背負って飛行機を降りましたが、まったく何事も無く、フリーパス。

機内食にちょっとしか手をつけなかったせいか、帰宅した頃にお腹が空いて、早速、包子を軽く蒸しなおし、油条はラップしてちょっとだけ電子レンジに。

帰国後最初の食事は、大連最後の味でした。

因みに、それでも食べきれない量だったので、油条は翌日の朝ごはんに、包子は冷凍して数日後にらんぷ店主の胃袋に納まりました…。


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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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