2009-11-30

パレスチナ・難民キャンプの家庭菜園

なんのこっちゃ、ってタイトルですが。

この間、日本国際ボランティアセンターというNGO主催のパレスチナ視察報告を聞いてきました。

ちょうど1年ぐらい前、去年の年末にイスラエル軍がガザ地区をボコボコに襲撃したというニュースを連日日本でも伝えていましたよね。
その頃、藍布のお客さんが「ネットで見つけてプリントアウトしてきたんだ。素人くさいけど、なんかちょっといい感じの絵でしょ。」と、一枚のイラストを持って来られました。
降り注ぐ星を空爆に見立て、その下で小さな子供の上に覆いかぶさり、捨て身で子供を守ろうとする女の人の絵でした。
パレスチナともイスラエルとも書かれているわけではなく、ただ「Stop the killing!」とだけありました。
まるで絵本のようなとても柔らかい色調で、そのぶん強い哀しみが感じられ、別に頼まれたわけでもないのですが、店の壁に貼りました。

で、まあ冒頭の報告会はそれと強い関連があるわけでもなく、たまたま行ったのですが。

空爆を受けたガザ地区は今も厳しい経済封鎖が続いており、家を失った多くの人が半年以上にわたって難民キャンプでの不自由な生活を余儀なくされ、働こうにも仕事もなく、食事を作ろうと買い物に行っても肉も野菜も満足に手に入らないのだそうです。
でもそうした中で、テントとテントの間の空間に種を蒔き、自分達の食べる野菜を育てているひとたちがいる。
政府や外国の動きに対しては不平不満が募るばかりと言った顔つきの難民キャンプの男性が、その菜園のことを話すときだけは、別人のように得意で誇らしげだったそうです。

らんぷ店主は、中近東の国々へは行ったこともなく、さして知識も持ってはいないのですが、アジアの料理を作ったり調べたりしていると、ついつい西の方へも足(?)が伸びて、藍布ではよくパキスタンやアフガニスタンの煮込み料理を作ったり、トルコの串焼きなんかをお出ししたりしていました。
12月半ばの滋賀県でのキムチ漬けのイベントでも、イラクのお菓子を紹介する予定です。

歴史も長いし王朝文化もあったし、世界3大料理なんて言われるトルコとは地理的にも近く、宗教や文化的にも共通する部分があるし、きっとイラクにもパレスチナにも、豊かな食文化があったと思うのですね。

パレスチナ・ガザ地区難民キャンプ村特産の野菜で作る、パレスチナのおばんざいって、どんなのなのかなあ。










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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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