2009-09-30

黄色い粥と、黒い粥

漬物レシピの項で書いた北京のお粥、タイ胃袋旅行で書いたバンコックの屋台のお粥、などなど、米食文化の地域に、お粥は必ずあるようです。
で、韓国のお粥さん(←関西弁だと何故か粥ごときに「お」「さん」付けなんですよねー。しかもこれ、結構年配の男性が主によく言うのでなんか微笑ましいと言うか。飴も必ず「飴ちゃん」だし)の話。

さてタイトルの黄色い粥はカボチャ粥(ホバッチュッ)、黒い粥は黒ゴマの粥(ケジュッ)のこと。
でも実態は、日本人の眼からすると、濃度の高いポタージュか、甘くないおしるこ…。
つまり、米の中にカボチャやゴマが浮いてるんじゃなくて、主役は圧倒的に「カボチャ」「黒ゴマ」なんです。
カボチャの(或いは黒ゴマの)ペーストを伸ばして、炊いたご飯か米粉でトロミをつけた感じで、味付けは僅かに感じ取れるかどうかの、塩のみ。
あとはひたすら素材の滋味を味わいます。途中でその単調な味に飽きてもココは韓国、粥一品頼んでも必ず2~3品の小さなオカズ(ナムルとかひじきの煮つけとか。これらは結構しっかり濃いめの味が多い)が付いてくるし、卓上にはキムチがこれまた必ずあります。

ソウル市内に幾つかある粥の専門店は、早朝から開いている数少ない飲食店のひとつ(因みに、ほかの東南アジア諸国の都市と違って、ソウルの朝は総じて遅い。)なんで、朝食を外でと言うときには、一度このお粥屋さんへどうぞ。
日本人が行くと大抵、アワビのお粥を強烈に勧められますが、ヘルシー&ビューティついでにエコノミーを目指すならば、迷わず「ビタミンの宝庫かぼちゃ」「セサミンたっぷり黒ゴマ」をセレクト。
その他、ヘルシー系の粥として「松の実」「あずき」などがあります。
スーパーやコンビニにはレトルト粥も各種売っているので、お土産にも(重いけど)。
在来の市場に併設されている屋台というか簡易食堂にも、このカボチャ粥、アズキ粥を売る店があります。
大鍋でフツフツ言ってるまっきっきーのドロリとした液体を見かけたら、ちょっと立ち寄ってオヤツ代わりにするのもいいかも。

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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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