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2009-08-26

タイのヌードル・ワールド

そういえば常々不思議に思うのですが、同じ東南アジアの米麺料理なのに、ベトナムのフォーは随分有名になっちゃったのに比べて、タイの「クィッティオ」って、いまいち日本では知られていないんですよね…。
メディアへの露出が少ないからかとは思うのですが。

じゃあなぜ少ないかというと、理由の一つに、「辛くないから。タイ料理らしくないから紹介しなーい」ってマスコミの陰謀があるんじゃ?
というのはまあ勘繰りすぎですが、そうなんです、タイの麺類って、基本は辛くないんです(応用はまあ、いろいろあるけど)。

もうひとつ、理由らしきものを挙げるとすると、「種類が多すぎて、ややこしい。紹介すんの、面倒クサーイ」からかな(これもちょっと偏見かw)。
例えばバンコクの街角で、手押し車のラーメン屋さんの前に立ったとします。
米麺「クィッテイオ」はその太さによって更に「センレク」「センヤイ」「センミー」などと名前が変わります。
そして、小麦粉から作られた中華麺の「バミー」もあります。
調理法がこれまた「汁そば」「汁ナシのあえそば」店によっては更に「炒めそば(焼きソバ)」もある。
それら、麺の種類と、調理方法との組み合わせで、メニュー名が変わるわけです。
中細の米麺の汁そばが食べたいから、じゃあ「センレク・ナーム下さい」とかね。
そおんな単語いちいち覚えてらんないし、第一あの白ヌキのト音記号のようなタイ文字も、読めまっせーーん。

でも大丈夫。屋台のショーケースには、数種類の麺と、モヤシやニラや肉団子なんかの具材、ぽこぽことスープ煮立てている鍋なんかが並んでますから、好みの麺、具材を指差し、汁ソバならスープを指差しましょう。
これで無事、タイのオーソドックスな「クィッティオ・ナーム」が入手できます(多分ね。まあ間違ってもハンバーガーは出てこないから大丈夫)。

そのまま食べたら、味は、実にアッサリ穏やか。
物足りないって思うひとは、卓上備え付けの唐辛子やナンプラー、酢、砂糖(タイの食堂には必ずある4点セット)などをテキトウに混ぜ込みましょう。
辛くしてもしなくても、おいしいおそば、です。


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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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