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2009-08-16

中国人朝市

今朝、中国人朝市へ行ってきました。
今その記事書こうとして「カテゴリって胃袋旅行でイイのかな…。市営バス20分で行けるところを…。」と一瞬考えたのですが、ま、物理的距離ではなく、気分的距離の旅行っつうことで。

そう、何の変哲も無いバス停降りて、住宅街と町工場の混ざった、どちらかと言うと殺風景な道を左折すると…ふいに賑やかな売り買いの声と、幾つものレジ袋を重そうに下げて隣接のマ○ドナルド駐車場に向かう人々…。
近づくにつれ、飛び交う声が日本語ではないのが明らかになってくる。
正式な名称があるのか無いのか知らないけど、これが日曜日の早朝だけ開かれている、中国人朝市。
買い手も売り手も中国から来た人たち。
道路沿いの店舗に並ぶのは、香菜や30cm以上はありそうなインゲンや大きな唐辛子などの生野菜、骨付き・皮付き・たまに頭付きの冷凍ブタ肉、ピータンや雑穀や漬物や調味料などなど。
それから揚げたての油条(バゲットみたいな形の、ふんわりした甘くない揚げパン。これと熱い豆乳のセットは、中国大陸の超定番モーニング。)や、ビッグサイズのマントウやマーラーカオ(いずれも中国の粉モノ。前者は中味無しのニクマン、後者は黄色くて四角い蒸しパン)なんかが積み上げられていて、豚肉や鶏肉の各パーツ(足とかスネとか耳とかね)ごとのロースト類がバットに並んでいて。
道路沿いで油条を売ってる店の奥はテーブルと椅子が並んでいて、アツアツの豆腐脳(おぼろ豆腐入りのスープ。ネーミングは凄いけど、味は上品です)や豆乳をすすりながら、買ってきた油条やパンも一緒に胃袋に収めている家族連れも多い。
普段はそれぞれの仕事や学校で忙しくしているひとたちが、週末に早起きしてやって来ては、近所のスーパーでは入手できない故郷の味を買いだめして、ついでに朝ごはん軽く食べて、帰って行くのかな。

又聞きも含めて切れ切れに聞いた情報では、店をやっている人の多くは、「中国人」ではなく、中国残留帰国者やその家族らしい、ということです。
そういえば、売ってるものが主に中国でも北方、東北(「満州」ですね)由来のものが多い。
キムチなんかもあったりするし(中国東北部に住む少数民族の一つ、朝鮮族は韓国・北朝鮮と民族的には同じ。だいぶ前になるけれど藍布に来ていた留学生のアルバイトの子が朝鮮族で、餃子の作り方とナムルの作り方を教えてくれました)。
一時期は道路上に屋台も出ていたり、店の数も多かったのですが、当局の取締りがあったようで、今は恐らく賃貸契約をしている固定店舗のみで営業しているもよう。
商店街の空き店舗対策にこのひとたち連れてきたらいいのになー、日本人にも充分ウケるしー、と、らんぷ店主なぞは気楽に考えるのですが、どうもそうカンタンには行かないようです。

そんなワケで、今日の朝ごはんは、テイクアウトしたブタ耳ロースト(ギョッとするかもしれないけど、骨だらけの豚足よりも食べやすいし、殆どゼラチン質とナンコツだけだから、思うほど脂っぽくもないのです。女のひとにオススメ)に、ニラと卵炒め入りのお焼き、巨大マーラーカオ(菓子パンや飲茶のマーラーカオより少しぱさついた感じ、甘みはごく控えめ)でした。
雑穀のアワも買ってきたので、これと米を一緒に炊いて、中国で言う「金銀ごはん」(アワが小さく黄色いので、ゴールドに見立てているわけですね。勿論コメは銀シャリだし)作ろっかなあ。

この朝市の話をするとよく「えーー、らんぷさん、今度連れてってくださいよう。」と言われるのですが、「でも日曜朝7時に待ち合わせになりますけど…遅くても7時半。」と言うと、大抵、話がそこで止まります。
まあね、休みの日ぐらいゆっくり寝たいよねみんな。








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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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