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2009-08-11

プラナカン様式の家



この、一見ちょっとヨーロピアンな建物が、シンガポールやマレーシアに残る、ショップハウスと呼ばれる形式のプラナカンの人たちの住宅です。
2階が大きく前面に張り出していて、1階の玄関を出ると前ががアーケードのようになっているので、
南方の強い陽射しを遮るための建築上の工夫なのでしょう。
らんぷ店主は建築については勿論、門外漢ですが、この建築様式は確か中国では騎楼(チーロウ)と呼ばれていて、大陸南部や台湾などでも似た形式の建築物は見られます。
…が、窓の装飾や全体のカラーがまるで違うので、殆ど別物。
プラナカン文化と言うのは、前にも書いたようにマレーと中華、そして、その昔南洋を支配していたイギリスやオランダの影響がやはりさりげない形で残っているのですね。
食器なども、龍や牡丹といった中華モチーフが多用されてますが、色合いがよくあるチャイナカラーではなく、ラベンダーのようなうす紫、淡いベビーピンクといったパステルカラーが主流なのです。
プラナカンの女性が着るクバヤという上着も、カットレースや非常に繊細な刺繍が施されていますが、それらもふんわりとした色合いのものが多く、「南国」「エスニック」というイメージとは、かなりかけ離れている気も。

とまあ、珍しく喰い気抜きの文化的な話題でしたが、ちと下世話な話しながら、この現存するショップハウス、住宅として購入する場合、どの物件も億単位のお値段なんだとか。



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プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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